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2015.12.21 11:00  週刊ポスト

大企業で「同期の年収格差」が広がる 750万円に達する例も

 新制度を導入したパナソニックでは50代半ばの社員の年収は最も低いクラスで800万円、最も高いクラスで1500万円になるという(金額は一般的なケースの概数、以下同)。その差は実に700万円だ。50代管理職社員が語る。

「同期入社で管理職になれる比率は入社時の半分くらいだと思います。さらに部長クラスになれるのは5%程度と、かなりの狭き門です。管理職にならなかった同期とは賞与などでかなり差がついてしまう。最近は自然と同期会が開かれなくなってしまった」

 不正会計問題の不祥事に揺れる東芝はさらに切実だ。50代の中堅幹部が明かす。

「順調に出世すると30代前半で係長になります。役員の手前である事業部長に50代で就く者が出世頭。最高で年収1600万円程度、出世が一番遅かった人たちだとその年齢で850万円くらいなので、差は750万円ほどです。

 ただし、いまは『会社の早期退職手当をもらって転職したほうが得だ』と考えている社員が多い。出世した人ほど退職金が多いので急いで辞めようとしている。皮肉な話です」

※週刊ポスト2016年1月1・8日号

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