国内

町内会に対する不満あるも入った途端に住民が優しくなることも

 小栗旬・山田優夫婦が町内会に入っていなかったことが報じられ、町内会の委員が2400円を支払って欲しいとの希望をもらしたことでにわかに注目を集めている「町内会」。世の人々も町内会については言いたいことがあるらしい。

【山梨県在住40代女性】
「離婚して今の一戸建てに越したんですが…お金の余裕もないし、仕事と子育てに忙しく、家には帰って寝るだけの生活。だから町内会には入らなかったんですが、うちの前の公道にあるいちょうの木を巡って町内会に入ることになりました。

 秋に葉っぱや銀杏が落ちたんですが、うちの周りの公道だけ、どんどんたまる一方。あげくには、“銀杏を踏んだ靴でこのあたりを歩かないで。掃除した意味がなくなるから”って。しかも“歩くなら、汚い靴に、ビニール袋をかぶせて歩いて”とまで言われました。町内会に入ったら、“母子家庭だから大変でしょ。困ったことがあったら言ってね”って、ものすごく優しくなって、逆に人間不信になりましたよ」

【東京都在住40代女性】
「結婚して下町に引っ越したんですが、町内会には入りませんでした。そしたら“ゴミ収集所には出さないで”と注意され…。町内会に入っている人が、からすにゴミをあさられないために網をかけたり、その場所を清掃しているから、加入していない人は使ってはいけないということでした。ゴミ収集所といっても、公道なんですけどね」

【大阪府在住60代女性】
「もう何十年も、月200円の町内会費を集めています。阪神・淡路大震災の時は加入率が上がりました。救援物資が町内会ごとに配布されたとき、町内会に加入していない人の手元には救援物資が回らないものがあったんです。その不安から、若い人を中心に加入が増えたんですが、あれから20年も経って、また加入率は下がっていますね。

 でも少し前に、集めたお金を何に使っているか説明しているとき、防犯カメラの設置の話をしたら、それまで加入していない人で入った人がいました。使途が明確で時代のニーズに合っていれば、“入る”となる場合もあるんですねえ」

※女性セブン2016年1月28日号

関連記事

トピックス

イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
《長引く捜査》「ネットドラマでさえ扱いに困る」“マトリガサ入れ報道”米倉涼子はこの先どうなる? 元東京地検公安部長が指摘する「宙ぶらりんがずっと続く可能性」
マンションの周囲や敷地内にスマホを見ながら立っている女性が増えた(写真提供/イメージマート)
《高級タワマンがパパ活の現場に》元住民が嘆きの告発 周辺や敷地内に露出多めの女性が増え、スマホを片手に…居住者用ラウンジでデート、共用スペースでどんちゃん騒ぎも
NEWSポストセブン
アドヴァ・ラヴィ容疑者(Instagramより)
「性的被害を告発するとの脅しも…」アメリカ美女モデル(27)がマッチングアプリで高齢男性に“ロマンス”装い窃盗、高級住宅街で10件超の被害【LA保安局が異例の投稿】
NEWSポストセブン
デビュー25周年を迎えた後藤真希
デビュー25周年の後藤真希 「なんだか“作ったもの”に感じてしまった」とモー娘。時代の葛藤明かす きゃんちゅー、AKBとのコラボで感じた“意識の変化”も
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン