芸能

宮沢りえ 12年ぶりの日本アカデミー賞司会に「背筋伸びる」

宮沢りえは12年ぶりにアカデミー賞の司会に

 第39回日本アカデミー賞の優秀賞発表記者会見が行われ、『海街diary』が12部門で13の受賞と、最も多くの賞を獲得した。

 この作品からは綾瀬はるか(30)が優秀主演女優賞、長澤まさみ(28)と夏帆(24)が優秀助演女優賞、広瀬すず(17)が新人俳優賞を受賞しており、4姉妹役全員の受賞で特に話題を集めていた。

 それに続いたのは、『母と暮せば』と『日本のいちばん長い日』で、11部門11受賞。授賞式は3月4日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催される。

 その総合司会は、第37回から今年で3年目となる西田敏行(68)と、昨年『紙の月』で最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえ(42)が務める。

 西田は抱負を聞かれ、「去年も大変楽しく務めさせていただきました。今年も素晴らしいお相手を選んでいただいて、大変うれしく思っております。楽しい司会進行に務めたいと思っております」と、笑顔で答えた。

 宮沢は2003年に『たそがれ清兵衛』で同賞を受賞して、翌年の授賞式の司会をして以来、12年ぶり、2回目の司会となる。

 抱負を聞かれると、「アカデミー賞最優秀女優賞をいただくと、司会という大役がもれなくついてくるという現実に、今、背筋が伸びる思いです。西田さんがパートナーとしていてくださるのでとても安心ですし、楽しみたいと思っています」とにっこり。

 昨年は舞台の仕事と重なり、授賞式に立ち会えなかった彼女。その時を振り返り、「舞台袖で受賞の報告を受けて、本当に飛び上るほどうれしかったし、共演者からはすれ違うたびに“おめでとう”と褒めていただきました。あとで(授賞式の映像を)見たら、いつもとてもクールで冷静な吉田大八監督が、受賞の瞬間ガッツポーズをしていて、撮影中も見たことのない姿だったので、アカデミー賞の価値とか意味とかをすごく感じました。そんな瞬間に立ち会うことができて、とてもうれしく思っております」と、感慨深く語った。

 3月の授賞式当日も必見だ。

撮影■小彼英一

関連記事

トピックス

ビエンチャン中高一貫校を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月19日、撮影/横田紋子)
《生徒たちと笑顔で交流》愛子さま、エレガントなセパレート風のワンピでラオスの学校を訪問 レース生地と爽やかなライトブルーで親しみやすい印象に
NEWSポストセブン
鳥取の美少女として注目され、高校時代にグラビアデビューを果たした白濱美兎
【名づけ親は地元新聞社】「全鳥取県民の妹」と呼ばれるグラドル白濱美兎 あふれ出る地元愛と東京で気づいた「県民性の違い」
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
『ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?』(星海社新書)を9月に上梓したルポライターの松本祐貴氏
『ルポ失踪』著者が明かす「失踪」に魅力を感じた理由 取材を通じて「人生をやり直そうとするエネルギーのすごさに驚かされた」と語る 辛い時は「逃げることも選択肢」と説く
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン