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2016.02.11 07:00  女性セブン

読売テレビ清水健アナ 妻が亡くなってから見つかった日記

『112日間のママ』には、こんな記述がある。

《「すぐに手術、そして治療に入りましょう」
 この言葉の意味することは、
「出産を諦めるのか、諦めないのか」》

 清水アナが言う。

「奈緒が亡くなってから、日記が出てきたんです。B5くらいの大きさで、かわいいお人形が表紙のノートで、闘病中は、突然入院したこともあって日記を持って行けないこともあったんでしょうね、走り書きのある紙切れもはさんであったり…。思い切って開いた1ページ目に『健さんが、私が死ぬことを前提に考えていることがすごく悔しい』って書いてあったんです。これはぼくが今、いちばん後悔していること。『一緒に頑張ろう』『そんなデータ関係ない。おれたちなら大丈夫だよ』って、なんで言ってあげられなかったんだろうって…」

◆妊娠中の抗がん剤投与

 この子を産みたい──そんな奈緒さんの思いが、清水アナだけでなく周囲を動かした。滋賀県にある乳腺クリニックが、「3人で生きたい」という思いを受け止めてくれたのだ。

 奈緒さんのステージは、超音波検査などから「II期」以上。すでに遠隔転移している疑いも拭えなかった。きちんと調べるためにはCT検査やMRI検査が欠かせないのだが、赤ちゃんへの影響を考えるとそれを行うことができない。しかも進行の早いトリプルネガティブ。それらを踏まえ、奈緒さんの治療方針が「手術→抗がん剤→出産→CT・MRI→抗がん剤→放射線治療」と決まった。

 ここで妊娠中の抗がん剤投与に驚かれたかたもいるだろうが、実は妊娠中に抗がん剤を投与した際、赤ちゃんにどんな影響があるのかというデータがそろったのは最近だという。というのも、抗がん剤治療が始まったのは1960年代からで、妊娠している女性に抗がん剤を投与したデータが出たのが1999年。前出の山内医師によれば、そのデータを受け、聖路加病院でも妊娠中の乳がん患者に対する抗がん剤治療を行える体制を整えてきた。

「妊娠初期(16週目未満)に抗がん剤を使うと子供の成育に影響を与える可能性が高いので手術は行えますが、抗がん剤治療はできません。またいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない状態の妊娠35週目以降も、基本的に抗がん剤治療は行いません。抗がん剤治療を行うと2週間ぐらい、白血球が下がるので、その時に出産して感染症にでもなったら大変なことになるからです。逆にいうと、妊娠中期(妊娠16週~28週未満)であれば抗がん剤治療ができるのです」(山内医師)

※女性セブン2016年2月25日号

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