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ベッキー プライバシー侵害や不正アクセスでの反撃あるか

LINE流出はプライバシー侵害か?

 ゲスの極み乙女。の川谷絵音(27才)との不倫騒動が原因で、芸能活動休止となってしまったベッキー(31才)。苦境に追い込まれた彼女を味方する声も出ている。2月7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では島田紳助さんの「ベッキーもかわいそう。他人にヤイヤイ言われて。スポンサーやスタッフにはお詫びをしないといけないけど、すべてを失っていいと思って人を好きになるって、すごいやん」というコメントが明かされた。ある芸能事務所関係者はこんな言い方をする。

「ベッキーを決定的に窮地に追い込んだのは、不倫を否定した会見と、その前日に川谷に送ったという〈友達で押し通す予定!笑〉というLINEが公開されたことです。今思うと、もっとベッキーサイドにはやり方があったのではないか」

 どういうことか。LINEの文面が流出した経緯としては、何者かが“クローンiPhone”を作って、川谷のLINEのやり取りを別の端末で“のぞき見”していた可能性が指摘されている。

「誰か第三者がクローンiPhoneを使ったり、パスワードを盗み見たりして文面を入手したとすれば、不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。たとえば交際相手が風呂に入っている間にロックを解除して盗み見ても不正アクセスです。実際にログインした行為者は3年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性があります」(伊倉秀知弁護士)

 そこで前出の芸能事務所関係者は、「騒動発覚時点で警察に被害届を出せば、会見も“捜査中”と説明するだけで済んだかもしれないし、その後のLINE文面流出もなかったのではないか」と指摘する。さらに、流出したLINE公開はプライバシー侵害に当たる可能性もあるという。

「人には基本的に、私生活上の秘密にしておきたい事柄をみだりに公開されない権利があります。ベッキーの場合、男女間のやり取りという知られたくないことを雑誌で公開されたので、プライバシーを侵害されたことになる。特に今回は、公開を予定していない『私信』であるLINEの文面が画像としてそのまま公開されました。過去には私信の手紙が勝手に書籍や雑誌に掲載されたことが、裁判所によってプライバシー侵害と判断されたことがあり、今回も同様と考えられます。

 芸能人はつねに注目される存在であり、路上で抱き合ったとかホテルから一緒に出てきたというように、公道上でやっている場合はプライバシー権を放棄しているという見解もありますが、LINEは公開していないものなのでプライバシー侵害である可能性が高い」(前出・伊倉弁護士)

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