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ベッキー騒動で不倫妻の隠蔽工作高度化 クラウドサービスも

ベッキー騒動で不倫妻の隠蔽工作が進む

 ベッキー騒動を機に、世間の不倫に対する視線が厳しくなるや、不倫妻たちも素早い動きを見せた。夫に不貞がバレないよう、新たな「偽装工作」を次々と編み出していたのだ。パート先の50代の上司と1年前から不倫関係にあるという都内在住のA子さん(34歳)が話す。

「ベッキーもそうだったように、いまは浮気相手とはLINEでやり取りするのが普通。だから夫にスマホを覗かれると致命傷になりかねないんです。そのため私は夫が家にいるときはトイレはもちろん、お風呂場にもジップロックに入れてスマホを持って行くようになりました。

 夫には“お風呂で動画を見るの”って言ってます(笑い)。残る危険は寝ている時だけだけど、私は最近スマホのロックを指紋認証から、4ケタのパスコード(暗証番号)に変更しました」

 寝ている隙に指をスマホにかざされ──といった危険も排除。パスコードは不倫相手の誕生日だというから、夫は知る由もない。

 これで、夫が自分のスマホを勝手に調べることは不可能と笑うA子さんだが、今年に入ってスマホの管理を「より徹底した」と話す不倫妻は少なくない。LINEでの会話を公開されたことが命取りとなった“ベッキー事件”が不倫妻に与えたインパクトはよほど大きかったようだ。

「報道を見て、LINEを使うと第三者に漏れるんじゃないかと怖くなって、不倫相手との連絡はショートメール(SMS)に変えた」(42歳主婦)などはまだ可愛いほう。

 首都圏に住む結婚生活15年目のB子さん(41歳)はこう話す。

「LINEは便利だから絶対に使い続けたい。漏洩対策としては、読んだらすぐに自分のフリーメール宛てに転送して、削除しちゃう。カレからのラブメッセージはあとで読み返したいから完全削除はしたくないんです。写真はクラウド上のシークレットフォルダに移す。こうすれば、スマホにはカレとの会話履歴も写真も残らない。

 夫はいまだにガラケーを使っているような人だから、ここまでする必要ないかもしれないけど、絶対にバレたくないから最善を尽くしてます」

※週刊ポスト2016年2月26日号

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