せんちゃん:ありがたいです。
小野:ザキヤマさん(アンタッチャブルの山崎弘也)は1、2回しかお会いしたことがないし、事務所も違うのに、あそこまでやってもらえるのは感謝しかないです。ツイッターとかで、「ザキヤマさんのほうがおもしろいじゃん」とか、よく書かれますけどね(笑い)。
せんちゃん:博多華丸・大吉さんがぼくらのネタをカバーしてくれたんですけど、ぼくらが出ているYouTubeの再生回数よりも多く見られています(苦笑)。
小野:「パクられてるじゃん」と言われるし、テレビに出るときは「なに人のネタしてるんですか!」って言ってますけど、本当はめちゃめちゃ感謝しています。ザキヤマさんたちのおかげで、仕事も増えています。
せんちゃん:ワイプで出るし。最近はワイプ出演のほうが多いかもしれない。ぼくらは最近、あまりテレビには出てないけれど、もし“テレビに出ていない感”がないとしたら、ワイプのおかげです(笑い)。
――本家から見て、ザキヤマさんのまねの評価は?
小野:確実に、ぼくたちより使い方がうまい。
せんちゃん:もうザキヤマさんのものなんじゃないですか? ギャグが独り歩きしちゃって(笑い)。まねしてくださる方、みなさんうまいんですよ、イントネーションも一緒だし。
小野:芸歴のある方々がやっているので、上手ですよね。そりゃ無名の人がやっていたら、ただのパクリですから(笑い)。先輩方はパクッているようで、後輩を助けてくれているんですよ。やってもらうことによって、ぼくたちも出られるわけですから。
【クールポコ】
インターネットの相方募集の掲示板で知り合った、せんちゃんと小野まじめの2人により、2000年にコンビ結成。餅つき風で“もてようとして格好つけている男”にダメ出しをするネタで『エンタの神様』などで人気に。小野は2010年11月に、一般女性と結婚。