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1日1食生活 三枝成彰氏は30年、ドクター中松氏は46年

毎日の食事を撮り溜めているドクター・中松氏

 昨今タモリ(70)やビートたけし(69)も実践していると評判の「1日1食生活」。作曲家の三枝成彰氏(73)は1日1食生活を始めて30年になる。『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』(SBクリエイティブ刊)という著書を出版するほどのベテランだ。

「1年365日ほとんどが外食だったので、どうしても食べすぎてしまう。そこで、朝と昼を抜いて夕飯を美味しく食べることを習慣化しました。それが体にいいとは思っていなかったんですが、やってみると頭が冴えて、仕事の効率は3倍よくなった。現在の1日の睡眠時間は6時間で、ほとんど休みなく働いています。でも、どこも悪いところはありません」(三枝氏)

 そんな三枝氏よりも長く1日1食生活を続けているのが、発明家のドクター・中松氏(87)だ。46年前からの「1日1食の元祖」を自任している。

「42歳のときから1日1食を続けています。毎日の食事を全部写真に撮り、自分の血液の状態を分析し、『1日1食なら144歳まで生きる』という論文をハーバード大学に提出。その論文でイグノーベル賞(人を笑わせるようなユニークな研究に対して贈られる賞)の栄養学賞を受賞しました。だから1日1食は僕がオリジナルなんです。

 2年前に(前立腺)導管がんという治療法のないがんに罹りましたが、僕は治療法を発明するチャンスを天が与えてくれたと感謝して、『DNT』(ドクター・中松セラピーの略)という治療法を発明しました。医師は僕の余命を2年と宣言したので、昨年12月31日に寿命が来るはずだった。でも、がん治療用にさらに改良した『スーパー1日1食法』で、がんにも効果があることが分かったんです」(ドクター・中松氏)

 同じ1日1食でも、白米やパスタは食べずに発芽玄米や十割蕎麦を食べたり、味付けに塩、砂糖を使わないといった“改良”が加えられているという。

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