芸能

高畑裕太が親の七光り脱皮か 極悪チンピラとオタク学生好演

「高畑淳子の息子」というイメージから脱却か

 高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太(22才)の急成長ぶりが目立っている。今クールの夏ドラマでは、2作に出演し、対照的な役柄を見事に演じわけている。バラエティーでもユニークなキャラで活躍中の“二世俳優”の演技力について、テレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 朝ドラ『まれ』(NHK)から一年、高畑裕太さんが急成長ぶりを見せています。

 現在、高畑裕太さんは、『仰げば尊し』(TBS系)で、極悪なチンピラ・陣内剛史、『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京系)で、オタク大学生・米倉信也と、2つの作品に出演しています。

『仰げば尊し』では、青島裕人(村上虹郎)をイスで殴りギターを弾けなくさせたほか、教師の樋熊迎一(寺尾聰)にまで暴力をふるうなど、あまりの暴れぶりに「あれって、高畑裕太なの?」と気づかなかった視聴者が続出しました。

 一方、『侠飯~おとこめし~』では、メガネ+チェックシャツ+リュックの外見に加えて、動きや話し方もオタクになり切るコミカルな演技で、ここでも「あれって、高畑裕太なの?」という声があがっています。

『まれ』では、幼なじみを追いかけ続ける漁師の役で、「ただ元気でうるさいだけ」「高畑裕太にしか見えない」などの厳しい声が目立ちましたが、わずか一年で自分のキャラクターを消し、真逆の役を演じていることに驚かされました。また、制作サイドが高畑さんの演技力に期待して起用したのも、実際に強烈なスパイスとなっているのも、まぎれもない事実です。

関連記事

トピックス

本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
日本維新の会・西田薫衆院議員に持ち上がった収支報告書「虚偽記載」疑惑(時事通信フォト)
《追及スクープ》日本維新の会・西田薫衆院議員の収支報告書「虚偽記載」疑惑で“隠蔽工作”の新証言 支援者のもとに現金入りの封筒を持って現われ「持っておいてください」
週刊ポスト
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
【長野立てこもり殺人事件判決】「絞首刑になるのは長く辛く苦しいので、そういう死に方は嫌だ」死刑を言い渡された犯人が逮捕前に語っていた極刑への思い
NEWSポストセブン
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン