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餃子消費量で日本一を争う宇都宮餃子と浜松餃子の楽しみ方

王道の浜松餃子(石松餃子 浜松本店)

 餃子消費量で1・2位を争い、火花を散らす栃木・宇都宮市と静岡・浜松市。約300km離れてる2大消費地のおうち餃子と人気店の餃子を調査。すぐに使えるネタがありました!

 まずは浜松のおうち餃子から。

 2007年に政令指定都市になった浜松が“餃子の街”を名乗ったことから両市の争いがスタートした。ここ3年の平均消費量は浜松が1位に(※スーパーなどでの焼き・生餃子の購入金額<2013~2015年総務省・家計調査より>)。浜松餃子の最大の特徴は、お店も自宅で食べるときも、真ん中にゆでたもやしをトッピングすることだ。

「もやしは箸休め。脂っぽくなった口の中がもやしでリセットされて、たくさん食べられるんです」。

 こう話すのは、浜松で子育て中の石原千夏さん。お気に入りのお店の生餃子を持ち寄ってママ友たちと餃子パーティーをよくするそう。子供たちに人気のスープ餃子は、野菜を煮込んだ中華スープに生餃子を入れるだけ。みそをつけたり、スープに入れたり飽きずに食べる工夫をしているんだとか。

 浜松の消費量を押し上げているのが、お持ち帰り餃子。スーパーには人気店のチルド餃子が数多く並ぶ。

 昭和28年創業、老舗の『石松餃子』でも、地元住民がお持ち帰りをオーダーすることが多いという。店長の菅沼年彦さんは、当店の餃子の特徴をキャベツ7:豚肉3で、ジューシーだけどあっさりしているから女性に好評と語った。

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