芸能

アイドルの自撮り 画像加工アプリが必須である理由

盛るべきか盛らざるべきか

 スマホとSNSが普及して以来、ネット上には女の子たちの自撮り画像が氾濫しています。なかでも、アイドルの女の子たちによる自撮りは、普通の女子中高生たちに比べてとりわけきれいで可愛いものが目立ちます。アイドルたちの自撮りの秘密と、最近の流行について、地下アイドルでライターの姫乃たまさんがリポートします。

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 家から徒歩3分のコンビニへ行くだけで、すべての気力が削ぎ落とされる真夏日。Twitterをチェックすると、野外ライブに出演しているアイドル達の自撮り写真が、次々と目に飛び込んできました。立っているだけでも、うだるような暑さの中、歌って、踊って、ファンと握手して、それからどうやってこんなに可愛い顔で写真が撮れるのか、愕然としたものです。

 そこで、尊敬半分、好奇心半分、野外ライブに出演していたアイドルの子に聞いてみたところ、「加工してるからじゃないですか」と、非常にドライな答えが返ってきました。

 スマートフォンのアプリが普及してから、簡単に画像が加工できるようになって、ほとんどのアイドルが自撮り写真を加工するようになりました。職業柄、自撮りが必須のアイドル達は、それぞれ可愛く映る角度や、光の当て方を心得ていますが、画像の加工は強力です。楽屋で一緒に自撮りをする時、どのアイドルさんもたいていBeautyPlusというアプリを起動しています。

 先日、男性の関係者が、「アイドルの写真に写ると、僕の肌までつるつるになるから気持ち悪いんですよね……」と、ぼやいていました。野外ライブ後の汗だくの状態ですら、普段通りキレイに仕上げられるほど修正できるので仕方ないのかもしれません。進化したアプリは、いくらでも画像が修正できるようになっていて、使いようによっては不自然になってしまうのです。

 人前に立つ職業なので、実物と異なるほどの過度な修正はできませんが、それでも不自然なほど修正してしまうアイドルは、最新のプリクラに慣れている女の子だと思われます。7、8年ほど前まで、肌の色を明るく写すだけだったプリクラは、現在、目を大きくする、脚を細くするなど、体型自体の修正を自動でかけるようになっています。そして、BeautyPlusのキャッチコピーは、「プリクラ並みに盛れるカメラアプリ」です。プリクラと同じように、目の形や、体型も修正できます。

 普段プリクラを利用しない人間にとっては不自然でも、日頃慣れ親しんでいる若い女の子にとっては、それが可愛いということになるようです。

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