芸能

アイドルの自撮り 画像加工アプリが必須である理由

 最近では、SNOWやスナップチャットというアプリの、顔を認識して動物の顔にできる機能が流行しています。

 より動物らしくなるように、ほっぺたをふくらませて、目を大きくする修正が、中高生の若い女の子達の間で可愛いものとして浸透しています。一時、同世代のアイドルにも流行しましたが、主なファン層である大人の男性から見ると不自然であることと、そもそも顔が半分くらい隠れてしまうせいで、アイドルの間での流行は落ち着いた印象です。

 私が中高生だった頃のプリクラは、ライトで照らして明るく写すだけの仕様だったため、現在でも自撮り写真の加工は、明度を上げるだけです。

 しかし、アイドルらしい衣装を着た時は、肌も不自然につやつやに加工します。これが不自然だと思うのですが、Twitterに載せるとお気に入りに登録される数が普段より多かったりするのです。若い女の子がプリクラの修正に慣れているように、普段からアイドルの自撮り写真を見ているファン層も、もはや肌の修正くらいは慣れっこなのかもしれません。

 もうひとつ理由が考えられるとしたら、肌がキレイに写るという安心感から、少し調子に乗って媚びた表情で写真が撮れることです。日々、自撮りをするアイドルにとっては、自信に繋がるので良い機能かもしれません。

 しかし未だに、「実物と違うじゃん!」と言われるのが恥ずかしくて、目の大きさや体型までは修正できません。本当は顔を動物にして、はしゃいでみたいです……。

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