ライフ

間違えるとオジさん化? 「グレー」でおしゃれにする方法

植松晃士さんの秋のオススメは「グレー」

 ファッションプロデューサーの植松晃士さんが、世のオバさま方に美しく生きるためにアドバイス! 今回は、この秋のトレンド情報を教えちゃいます。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう! いよいよ本格的なおしゃれシーズンが始まりましたね。今回は、今すぐ役に立つトレンド情報をお届けいたします。

 まず、わかりやすいトレンドとして、注目カラーは、黒、白、グレー、紺。この中から私が特におすすめしたいのは、グレー。

 女性を上品に、知的に見せる素敵な色。しかも似合わない人はほとんどいない、万能カラーです。ただし、やはりここにも落とし穴が!

 別名、灰色や鼠色とも表現されるように、グレーは使い方を間違えると、とてもお地味に見えるだけでなく、最悪の場合、女性をオジさんにしてしまう色でもあるんです。

 ほら、お疲れ気味のサラリーマンを頭に思い描いてみてくださいな。ヨレヨレの鼠色のスーツを着てるでしょ? あんなイメージです。ただ老けるだけではなく、オジさん化。性別まで変えてしまう怖い色でもあります。

 この失敗を犯さないためには、お顔回り、つまり上半身にはミディアムグレーは避け、明るいライトグレーと濃いめのチャコールグレーを取り入れます。

 いちばん簡単なのは、全身をグレーの濃淡、つまりグラデーションでコーディネートすること。例えば、上半身はライトグレーで華やかに、ボトムはチャコールグレーで下半身を引き締めるというのが、体形カバーも兼ねて、一石二鳥。

 アクセサリーは断然、シルバーよりもゴールドです。グレーにシルバーはとてもクールだしあか抜けて見えるのですが、メイクやヘアを完璧にしないと、ぐっと老け込んでしまいます。草笛光子さんくらい美しく装える自信があるかた以外は、避けましょう。

 グレーのグラデーションコーディネートは、それだけでとても上品に見えるので、多少、アクセサリーで盛っても、やりすぎに見えることはありません。リングにイヤリングにブレスレットを盛大に。グレーのワントーンコーディネート以外の着こなしとしては、白との色合わせはいかがでしょうか。

 ここ数年、私は「白いパンツは素敵!」と声を大にして、白パン啓蒙活動に力を注いで参りましたが、やっと最近、大人世代にも白のパンツをお召しになるかたが増えてきたようです。“白パン大使”としては、嬉しい限り。

関連キーワード

関連記事

トピックス

橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
フレルスフ大統領夫妻との歓迎式典に出席するため、スフバートル広場に到着された両陛下。民族衣装を着た子供たちから渡された花束を、笑顔で受け取られた(8日)
《戦後80年慰霊の旅》天皇皇后両陛下、7泊8日でモンゴルへ “こんどこそふたりで”…そんな願いが実を結ぶ 歓迎式典では元横綱が揃い踏み
女性セブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン