芸能

SMAP聖地旅館 ファンの熱意に心打たれ署名活動に協力

ファンが巡礼するSMAP聖地旅館も

 大阪市福島区にあるお好み焼き店『かく庄』は、SMAPファンの間で“聖地”となっている。2013年に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「はじめてのSMAP5人旅」という企画で、5人がこの店を訪れたからだ。

 そして、SMAPの存続を願うファンたちは10月末まで『5☆SMILE PROJECT』という署名活動を行っており、その署名用紙が『かく庄』に置かれていたのだ。

 さらに、『かく庄』から電車で1時間半ほど。もう1つの“聖地”にも署名用紙が置かれていた。5人旅の序盤で稲垣吾郎(42才)がガイドブックを見て、その場で携帯から予約を入れた、創業700年の老舗旅館『有馬温泉 兵衛向陽閣』(神戸・北区)だ。

 露天風呂に5人一緒に入り、卓球の後はカラオケ…。あまりに仲睦まじい様子は、今でもファンの間で語り草となっている。

 用紙を置くようになった理由を、「ファンの熱意に心を打たれたから」と言うのは同旅館の広報担当者。

「何度も来館くださって、“ぜひ置かせてください”とお話がありましたので。ただ、あくまで問い合わせがあったら、用紙をお出しするということになりました」

 その日、SMAPが泊まったのは、優雅な庭園が望める、同旅館最高級の特別室『老おい松まつ』。オンエアされていない部分でも、彼らは“国民的スター”だったという。

「当日居合わせたお客様も相当びっくりされて、“きゃーっ”となったんですが、SMAPさん、自ら握手されたり、丁寧に対応されていらっしゃいました。われわれスタッフにも、“有馬温泉の効能はどんなのですか?”など気さくに話しかけてくださいましたよ。中居さんは翌年、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でもナインティナインさんとお越しいただき、ありがたいですよね。私が言うのもおこがましいですが、報道を聞いて残念です。またSMAPさん5人でお越しいただきたいと思っていますので」(同前)

 この旅館を訪れるファンは、館内にあるカラオケで、彼らがその日やったようにSMAPメドレーを歌う。そして中居が号泣したあの曲を歌って、涙する。それは森且行脱退の時と、稲垣の復帰した時にだけ歌われた『BEST FRIEND』。

 11月1日──ファンにとってこの日は、CDデビュー日である9月9日に続く「SMAPの日」。『5☆SMILE PROJECT』が署名を集約し事務所に提出する一方、ファンは全国紙のジャックを計画していた。あるファン(54才、ファン歴24年)が言う。

「ここ最近、メンバーは続けざまに体調不良を訴えているんです。中居くんは自律神経の乱れなのか、収録が始まって15分くらい猛烈な汗をかくそうで、“自分に負荷をかけて生活しているから”ってこぼしているし、タフな木村くんも風邪で3日寝込んだっていうし、慎吾もラジオで鼻声でした…。私たちの声で少しでも彼らが元気になってもらえたらいいなって。…ちょっと図々しいですかね?」

※女性セブン2016年11月17日号

関連記事

トピックス

本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
日本維新の会・西田薫衆院議員に持ち上がった収支報告書「虚偽記載」疑惑(時事通信フォト)
《追及スクープ》日本維新の会・西田薫衆院議員の収支報告書「虚偽記載」疑惑で“隠蔽工作”の新証言 支援者のもとに現金入りの封筒を持って現われ「持っておいてください」
週刊ポスト
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
【長野立てこもり殺人事件判決】「絞首刑になるのは長く辛く苦しいので、そういう死に方は嫌だ」死刑を言い渡された犯人が逮捕前に語っていた極刑への思い
NEWSポストセブン
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン