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2016.11.13 16:00  週刊ポスト

駅伝サイト関係者が箱根のカメラを毎朝チェックする重大理由

箱根駅伝を味わい尽くす

 全日本大学駅伝が終わり、残すは本番の箱根駅伝のみ。今回は、箱根名物「山の5区」に大きな変化がありそうだ。今週も「EKIDEN NEWS」主宰者の“博士”こと西本武司氏が登場し、「新・山の5区」の独特な楽しみ方を指南する──。

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 次の箱根駅伝から、コース変更で5区が23.2kmから20.8kmと短くなる。この「3km弱の短縮」は箱根を大きく変える。

 2006年、小田原のかまぼこ店「鈴廣」の拡張工事に伴う変更で5区が23km超となって以降、山登りでは数々のドラマが生まれた。

 2015年は46秒差の2位でタスキを受けた青学大・神野大地が前を行く駒澤大・馬場翔大を10km過ぎで抜き去り、3人目の「山の神」となった。一方、抜かれた馬場は低体温症で失速。20km過ぎからはフラフラの走りで順位を4位まで落とし、青学大とは7分25秒の大差に。

 もし、5区が20km程度なら馬場はフラフラになる前にゴールできた。復路に強い駒澤大に逆転の余地があったはずだ(駒澤大は最終的に2位まで追い上げた)。

 2013年には名門・中央大で5区を走った野脇勇志が、やはり低体温症により21km過ぎで途中棄権した。このシード権落ちは中央大の浦田春生・監督の進退問題に発展。この騒動による、高校生のリクルート活動の出遅れが、現在の選手層の薄さにつながったとされる。

 つまり、今回の予選会での涙の敗退に繋がってくる。5区があと3km短ければ、中央大の未来は変わっていたかもしれないのだ。

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