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清宮幸太郎 早大で4年間過ごせば斎藤佑樹の二の舞か

進路に注目が集まる清宮幸太郎選手

 来春のセンバツ甲子園出場を確実にした早稲田実業の怪物・清宮幸太郎(2年)。早大に進むのか、高卒プロ入りか──早くもその「進路」が注目を集めている。

 清宮が主将を務める早実は11月3日の秋季東京大会決勝で日大三を相手に逆転サヨナラで優勝を決めた。

「清宮自身は5三振でしたが、来春の甲子園では昨夏のフィーバーの再現が期待されます。すでに高校通算74本塁打の実力は飛び抜けている」(スポーツ紙記者)

 決勝には日本ハム・栗山英樹監督がお忍びで視察に訪れ、とくに名門校・早実ということが様々な観測を生んでいる。

「かつて早実のスター選手といえば王貞治(1959年卒、巨人)、榎本喜八(1955年卒、毎日)から荒木大輔(1983年卒、ヤクルト)まで、高卒プロ入りが当たり前でした。それが1984年の板倉賢司(大洋)、上福元勤(巨人)を最後に、高卒プロ入りがいないのです」(同前)

 近年は有力選手も早稲田大に進学し、六大学野球を経るのが定番コースなのだ。

「しかも清宮の場合、父・克幸さん(ヤマハ発動機監督)が早大ラグビー部出身で早大の監督も歴任した。幸太郎の早大進学は確実とみられてきました」(同前)

 ところが最近になって変化があるという。在京球団の元スカウトが説明する。

「克幸さんが“高卒プロ入りも視野に入れている”と周囲に漏らしたそうです。栗山監督の視察もそうした事情があってのこと。やはり、早実出身者の『早大進学組』がプロで実績を残せていないことが背景にあるのではないか」

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