芸能

加藤綾子アナ「個性がないのでは」と悩んだ時期もあった

初著書を刊行。いまの心境を語る

「カトパン」こと、加藤綾子(31才)。『めざましテレビ』に出演し、フジテレビの朝の顔となった彼女だが、2016年に退社し、フリーアナに転身。そして、初著書・『あさえがお 心のハンドルをぎゅっとにぎる33の言葉』(小学館)を刊行した彼女に、いまの心境を聞いた。

 * * *
 今朝10時に起きました。紅茶を飲み、朝食を作り、新聞を読み、出かける支度をする。3時に起床していた1年前の生活からは想像もできないくらいゆっくりとした一日の始まりに、少し申し訳なさを感じてしまうほどです。

 フジテレビを退社してから半年がたちました。長いようであっという間だった8年間。アナウンサーという仕事だけは死ぬ気でやる!と決めて、なんとかここまで、脇目もふらずに走ってきたように思います。

 というのも私、自分に個性がないのではないかと悩み、コンプレックスを感じていた時期がありました。また、「夢中になって打ち込んでいる」と、胸を張って言える趣味がないことも…なので仕事だけは「やりきった」と堂々と言えるまで頑張ろうと心に決めたのです。

 これまでがむしゃらに仕事に打ち込んできた日々は、今振り返っても宝石のように輝いています。でも、ここで一区切りとして、新しく自分と仕事を見つめ直してみたいと思って、本を書くことに挑戦してみました。

 今、私がここにいるのは、今までの一日一日があったからこそ。自分のことを語る本を書くというのは少しおこがましいような気もしましたが、一つの新しい挑戦でもあります。

 この本では、今まで話してこなかった体の悩みや、両親との関係、仕事でのルールを、生き方の軸となっているような言葉と一緒に紹介しています。私が大事にしている日常のささやかな心がけが、みなさまの毎日の幸せのヒントになればいいなと思っています。

撮影■中村和孝(まきうらオフィス)

※女性セブン2016年12月1日号

関連記事

トピックス

ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
【長野立てこもり殺人事件判決】「絞首刑になるのは長く辛く苦しいので、そういう死に方は嫌だ」死刑を言い渡された犯人が逮捕前に語っていた極刑への思い
NEWSポストセブン
ラブホテルから出てくる小川晶・市長(左)とX氏
【前橋市・小川晶市長に問われる“市長の資質”】「高級外車のドアを既婚部下に開けさせ、後部座席に乗り込みラブホへ」証拠動画で浮かび上がった“釈明会見の矛盾”
週刊ポスト
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
新聞・テレビにとってなぜ「高市政権ができない」ほうが有り難いのか(時事通信フォト)
《自民党総裁選の予測も大外れ》解散風を煽り「自民苦戦」を書き立てる新聞・テレビから透けて見える“高市政権では政権中枢に食い込めない”メディアの事情
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
NEWSポストセブン