芸能
2016.12.13 07:00 NEWSポストセブン
NHK「忠臣蔵」に時代劇研究家も仰天 「大奥」まで登場

明日12月14日は、赤穂浪士47人が吉良上野介邸に討ち入りした日だ。毎年、この時期になると、討ち入りのの話を描いた時代劇『忠臣蔵』が必ずと言っていいほどテレビでやっている。連続ドラマとして今、放送されているのが、武井咲主演のNHKドラマ『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣』だ。このドラマの展開には、時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんも驚くという。ペリー荻野さんが見どころについて解説する。
* * *
そんなわけで『真田丸』終盤、ここへきて、幸村(堺雅人)ときり(長澤まさみ)の突然のチューにびっくりしたみなさん、こんにちは。長年、時代劇を観続けているペリーも、さすがに腰が抜けました。ここでって!が、これが現代ドラマだったら、そんなにびっくりしなかったのでは。時代劇で描かれる男女は、夫婦でない場合、悲恋ストーリーがほとんど。きりも長年、一途な思いを示しながら、抱きしめられたのは幸村が死を覚悟した「前夜」だった。その切なさ、ギリギリ感こそが時代劇恋物語の神髄ともいえる。
そんな中、考えたいのが「これはどうみても一途な悲恋物語」と思える『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣』。タイトルを聞いただけで、かなわぬ恋に泣く美女(主演は武井咲)の姿が想像できるが、実はこのドラマは「時代劇恋物語」史上、稀に見る意外な展開を見せる。
物語は、ヒロインきよ(武井咲)が赤穂藩のお殿様浅野内匠頭(今井翼)と妻阿久利(田中麗奈)の前で得意の琴を披露した際、幼なじみの磯貝十郎左衛門(福士誠治)と再会することから始まる。熱烈な恋に落ちたふたりは将来を誓うが、内匠頭は殿中で吉良上野介(伊武雅刀)に刃傷事件を起こし、即日切腹。御家は断絶となる。その後、赤穂藩の家老・大石内蔵助(石丸幹二)らは仇討を決意。有名な赤穂浪士の討ち入り事件へと突進する。
関連記事
トピックス

妻を2度亡くした田原総一朗氏の失意「何もわからなかった」

チェッカーズ名曲を解禁の藤井フミヤ、恩師と“絶縁”真相を語る

吉田拓郎が明かす夫婦の終活 妻・森下愛子は「1年前に引退」

有吉弘行、結婚で毒舌キャラに影響は? 今後も「無双状態」の見方

「まん防」三鷹駅南北問題 武蔵野市より感染者が多い三鷹市が適用外の不可解

米国が期待し中国が警戒する「日本の真の軍事力はもっと上」

田中みな実、マネージャー次々辞め5人目も 強いプロ意識も背景に?
