芸能

真矢ミキ、2017年の抱負は脱いだ服をハンガーに掛ける

今年の抱負を語る真矢ミキ

 元・宝塚歌劇団花組トップスターで、1998年に同劇団を退団後は、女優として活躍している真矢ミキさん(52才)。今回は、新年の抱負として、ある生活習慣に誓いを立てる。

 * * *
 新年あけましておめでとうございます。

 みなさま、どんな年始をおすごしですか?

 私はと申しますと…、年々、ガサッガサッと音を立てるが如く年末年始のやるべきことを減らしている気がします。古くは子供の頃。

 母が台所でお節料理を作るのを「なんでお魚に昆布を巻くんだろうな」とか「ええっ、それをかんぴょうで結んじゃうの!?」「栗甘く煮詰めるんだ」とか毎年ちょこちょこ疑問に思いながら、元日の食卓に並ぶそれらを嬉しそうに食べていた。いかにも新年! という神聖なるワクワク感もマックスにして。

 しかしどうでしょう。おとなになってからは、いくつかは手作りするものの、「これは買うでいいか」となり、今やお重を丸ごと買ってしまうようなことも。…あぁ、私も現代に生きる人間よ、そして嫁よ。

 年末の一大イベントである大掃除もだんだん中掃除となり、小掃除になり…。

 そうそう、以前は年が変わる瞬間、「ああ、今年はこんないいことがあったな」と、過ぎてゆく年に思いを馳せ、お風呂や年越しお蕎麦もサッサと済ませ、心新たに除夜の鐘の音をありがたく聞きながら煩悩を祓い、新たな年の抱負を考えたりもした。それがいつの間にか抱負は湯船につかり、ゴーン、ゴーンという除夜の鐘の音を遠くに、年内にお風呂を済ませられなかった自分に「新年だからと新たな気合を入れるより、毎日の積み重ねが大切なのよ」と都合のいい、言いきかせをしてみたり。

 いいのか、こんなことで(ゴーン)。

 そこで今年はちょっと抱負みたいなことを考えてみた。

 私は朝の番組をやっているので、夜は比較的早く帰宅するのですが、それでもお友達とお食事をして一杯飲んで帰ることもある。もちろん、午前様でへべれけというわけにはいかなくて、だいたい夜9時過ぎには帰り着くわけですが、ここからの時間の使い方に、自分でクレームをつけたい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン