ビジネス

冬のコンビニ最新事情 300円以上の贅沢高級アイスが人気に

獺祭 酒粕アイス 378円

 今年、森永乳業が行った冬アイスに関する意識調査によると、全国20~60代の女性が「冬に夜食として食べるメニュー」の第1位は、なんとアイスだったという結果が出ている。 冬にアイスを食べる人が増えている理由をフードライターの西村愛さんはこう語る。

 「暖房のきいた暖かい部屋で冷たいアイスを食べるという贅沢さが冬アイスの醍醐味です。夏は体を冷やす目的で食べますが、冬はスイーツ好きな人があえて食べるデザートなので、コンビニで300円以上する高級アイスも飛ぶように売れているんです。

 大手メーカーも各社開発に力を入れているため原材料にマダガスカル産のバニラビーンズを使っていたり、スイーツ専門店に引けを取らないクオリティーです。クリスマスやお正月などイベントの多い時期の手土産にもピッタリですし、近年の日本人の食文化とマッチしたのでしょう」

 高級志向が進む“冬アイス”は、夏にはない濃厚な味わいが楽しめる商品が多い。この冬のトレンドについて、コンビニアイス研究家のアイスマン福留さんに聞いた。

「きなこや黒蜜など和の素材を使ったアイスが業界全体のトレンドで、10日で100万個を売り上げたミニストップの安納芋ソフトクリームなど大ヒット商品も出ています。今年の新しい動きとしては、セブンプレミアムのマカロンアイスやローソンのダックワーズサンドなど、異素材を組み合わせた„ハイブリッド系“も人気です」

 さぁ、部屋を暖かくして、今日は何のアイスを食べようか――売れ切れ続出のご当地アイスを紹介。

●獺祭 酒粕アイス  378円
ひと口食べた瞬間、日本酒の風味が豊かに広がる。獺祭ストア直売所(山口、東京、福岡)、ローソン京橋駅前店(東京)、富士冷菓(北海道)などで販売中。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
悠仁さまの「加冠の儀」に出席された雅子さま(時事通信フォト)
《輝きを放つシルク》雅子さま、私的な夕食会で披露した“全身ゴールド” ファッション専門家「秋を表現された素晴らしい一着」
NEWSポストセブン
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
クイズ企画が人気を集めている『新しいカギ』の特番が放送される(公式HPより)
《1コーナーから2時間特番に》『新しいカギ』「高校生クイズ何問目?」が高校生から高い支持 「純粋にクイズを楽しめる」「負けても納得感」で『高校生クイズ』との違いも 
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン