ライフ

初孫が嬉しすぎる64才男性 「女扱い」に家族ドン引き

 年齢を重ねるとともにどんどん面倒くさくなっていく男は少なくない。東京都に住む保険代理店勤務の女性Kさん(63才)の夫は、60才を超えて面倒臭さに磨きをかけている。Kさんが告白する。

 * * *
 電車のつり革は決して触らない。病院のスリッパはバイキンまみれとマイスリッパを持ち歩く。外食は苦手だし、公衆トイレなんてもってのほかの夫(61才)。

 もちろん、家に帰ってきたら玄関で除菌スプレーを自分にかけて、うがい、手洗い。ものすごいスピードで服を着替えて、仕上げにティッシュで自分の座る椅子をキュッキュと拭いて「どっこいしょ」。

 風邪やインフルエンザが流行する冬は、普段の3倍の時間をかけて、爪の先から、ひじまでスポンジで洗うの。

 それでも風邪をひくと、「お前が菌を持ってきたんだ」と私のせい。別に反撃はしないけどさ。夫に友達がいないのも、いい大学出たのに課長止まりだったのも、「なるほどな~」よね。

 * * *
 一方、千葉県の清掃パートの女性Fさん(60才)の夫は、なんとも気持ち悪い方向に進んでしまった。Fさんが明かす。

 * * *
 男兄弟の中で育ち、子供は息子2人。だから、初孫が女の子だったときの夫(64才)の喜びようといったら、親戚中がどん引きだったわよ。遊びにきたら最後、ずーっと抱っこ。ちょっと離れて顔を見ては、とろ~ん。

 誰かが話しかけると、「シーッ」って、ものすごい目でニラんで再び、とろ~ん。

 このくらいならなまだ罪はないんだけどね。やめてほしいのは最近、孫を女扱いしだしたの。「よし、おれが抱いてやる」と手を差し出して嫁をギョッとさせ、孫が泣けば、「女に泣かれるのがいちばんつらいよ、ベイビ~」って。いつの時代の誰のつもりよ。

 息子も嫁も、夫にお小遣いをもらっているから、微妙な顔して黙っているけど、孫から気持ち悪がられるのは時間の問題だね。

※女性セブン2017年2月23日号

関連記事

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン