国際情報

高須院長 世界に誇る日本人は中国・韓国に対して冷静であれ

またまたTwitterが騒がしい高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回はアパホテルに対するデモに関するお話をうかがいました。

 * * *
──さて、最近もまた高須院長のツイッターが騒がしくなっていますね。

高須:反アパホテルデモとそのカウンターデモの話だね。騒がしくなっているというよりも、僕は自分の考えを主張しているだけだよ。ネット上の論客たちがいろんな意見を投げかけてくるから、僕はそれに反論してるだけ。

──話の流れとしては、南京事件を否定する内容の書籍がアパホテルに置かれているということで、在日中国人の団体が反アパホテルデモを開催した。そこに、日本の団体がカウンターデモをした…という感じですよね。

高須:そうそう。僕はカウンターデモをするは必要なかったと思うんだよ。なんでもかんでも反対すればいいってものじゃない。もしも「中国人は敵だ!」って思っているなら、それは間違い。日本との友好を求めて抗議をしている中国人だっていると思う。中国政府が反日の姿勢だからって、全部の中国人がそうではない。そこを一緒くたにして中国人っていうだけですべてを攻撃対象にするのは、もう差別と同じようなもの。成熟した国の国民がすることではないよ。

──カウンターデモがあったことで、日本の評判が落ちてしまうという側面もあります。

高須:そうなんだよ。そもそも今回の反アパホテルデモは、中国のネットでひどく叩かれているみたいだね。「ホテルに本を置いているだけでデモをするなんてバカバカしい!」ってことらしい。中国内でそんなふうに見られているデモにカウンター行動をするって、恥ずかしいよ。

 日本は言論の自由が保証された国なんだよ。だから、どんなくだらないデモだって許される。それが日本の素晴らしいところだと思う。なのに、わざわざそれを潰そうとするのは、はっきり言って情けない。世界に誇る日本人だったら、スマートに中国人のデモを見守るくらいの余裕がほしい。

 それに、中国人のデモはカウンターを挑発する目的もあったんでしょ? だったら、絶対に静観すべきだ。口汚く中国人たちに罵声を浴びせる行為は、完全に逆効果。自分から「日本人が差別的だ」と間違ったアピールをしていることになる。

 たとえば中国や韓国の国内で、日の丸が焼かれたりしてるでしょ。あれも抗議というよりは完全に挑発行為。あんなものは本当にけしからん行為だと思うけど、だからといってそれと同じこと日本人がやるのはよくない。どうしてわざわざ自分たちから野蛮な行為をして、日本の評判を落とさなきゃならんのだよ。

──ツイッターでは、高須院長に異論を投げかけてくる人も多いですが、丁寧に返答なさっていますね。

トピックス

俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン