ビジネス

第4次産業革命が進行中 「突出した個人」が巨富を生む

いま世界では何が起こっているのか

 21世紀の成功の方程式とは、何か。経営コンサルタントの大前研一氏が、過去の産業革命によって変遷を繰り返した成功の方程式を振り返り、巨富を生むのはどんな人たちなのかについて解説する。

 * * *
 第4次産業革命(インダストリー4.0)が進行中だ。第1次産業革命(18世紀後半)では蒸気機関による「機械化」、第2次産業革命(20世紀初頭)では電力・石油による「重工業化」と「大量生産」、第3次産業革命(1970年代~21世紀初頭)ではコンピューターによる「自動化」が起きた。そして第4次産業革命(2010年以降)ではAI(人工知能)やビッグデータ、IoT(モノのインターネット)による「自律化」が推進していく産業構造の大転換が始まっているのだ。

 実は、第4次産業革命下における21世紀の「成功の方程式」は、第2次産業革命の時代と似ている。突出した「個人」が新しい事業を興して革命を牽引し、莫大な富を創出するという点が共通しているのだ。

 たとえば第2次産業革命の牽引役はスタンダード・オイルを創業した「石油王」ジョン・ロックフェラーやカーネギー鉄鋼会社を創業した「鋼鉄王」アンドリュー・カーネギー、フォード・モーターを創業した「自動車王」ヘンリー・フォード、GEの始祖トーマス・エジソンといった人たちだった。

 それと同様に、今の第4次産業革命では、グーグル共同設立者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ、フェイスブックを創設したマーク・ザッカーバーグ、ペイパルやスペースX共同設立者のイーロン・マスクらが革命をリードし、富を創出しているのだ。

 この状況は、19世紀後半のアメリカの西部開拓時代とも似ている。西部開拓時代はボストンやニューヨークなどの東部の都市に安住しないで危険な西部に向かい、金鉱を発見したり、荒野を切り開いて牧場や農場を作ったりしたパイオニアが大きな富を手に入れた。つまり「リスクを取って先に動いた人」だけが莫大な利益を得たのである。

トピックス

政界を引退する意向を表明した菅義偉氏(時事通信フォト)
〈もう反応がほとんどない…〉政界引退の菅義偉元首相、接待疑惑の“ロン毛”長男ではなく「かばん持ち」から始めた叩き上げの秘書が後継指名された理由
NEWSポストセブン
稀代のコメディアン・志村けん
《志村けんさんの3億円豪邸跡地》閑静な住宅街に「カン、カン」と音が…急ピッチで工事進める建設会社は“約9000万円で売り出し中”
NEWSポストセブン
6年ぶりに相撲の観戦をした愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
愛子さま、6年ぶりの相撲観戦で好角家の本領を発揮 星取表に勝敗を書き込み八角理事長にたびたび質問 結びの一番後は上位力士と懇談、“推し”はウクライナ出身の安青錦か 
女性セブン
33歳という若さで亡くなった韓国人女性インフルエンサー、ビョン・アヨンさん(Instagramより)
「何かを注射されたのでは」「発見時に下着が逆向きで…」カンボジアで起きた韓国人美女インフルエンサー殺害・死体遺棄事件【3年間も未解決の“闇”】
NEWSポストセブン
1月25日で観覧が終了となるシャオシャオとレイレイ(時事通信フォト)
【日中パンダ外交史】田中角栄政権“日中国交正常化”での初来日から半世紀あまり、パンダは日中関係のバロメーターだった 今後注目すべきは「新たなパンダが来るか来ないか」
週刊ポスト
フリースタイルスキー界のスター、アイリーン・グー選手(時事通信フォト)
〈完璧すぎる…〉雪の女王が「ビキニ一枚写真投稿」で話題に 22歳の谷愛凌選手、ミラノ冬季五輪へ スキー×学業×モデル“三刀流”の現在地
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「400人以上が行方不明に」中国人美女(20)が変わり果てた姿で発見…韓国にも忍びよる“カンボジアの闇” インフルエンサーが発信していた“SOS”
NEWSポストセブン
茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された事件で1月21日、元交際相手の大内拓実容疑者(28)が逮捕された(知人提供)
《水戸市ネイリスト刺殺》「ぞろぞろ警察がきて朝から晩まで…」元交際相手の大内拓実容疑者(28)“逮捕前夜” 近隣住民の知人は「ヤンチャな子が集まってた」と証言
NEWSポストセブン
歌舞伎役者・中村鶴松(本名・清水大希)容疑者
《歌舞伎・中村鶴松が泥酔トイレ蹴りで逮捕》「うちじゃないです」問題起きたケバブ店も口をつぐんで…関係者が明かす“中村屋と浅草”ならではの事情
NEWSポストセブン
ブルックリン・ベッカムと、妻のニコラ・ペルツ(Instagramより)
《ベッカム家に泥沼お家騒動》長男ブルックリンが父母に絶縁宣言「一生忘れられない屈辱的な記憶」は結婚式で実母ヴィクトリアとの“強制ファーストダンス”、新婦は号泣
NEWSポストセブン
一般人を巻き込んだ過激な企画で知られるイギリス出身のインフルエンサーのボニー・ブルー(Instagramより)
「行為を終える前に準備」「ゴー、ゴー、ゴーです」金髪美女インフルエンサー(26)“12時間で1000人以上”を記録した“超スピード勝負な乱倫パーティー”の実態
NEWSポストセブン
米倉涼子が書類送検されたことがわかった
《5か月ぶりの表舞台直前で》米倉涼子、ギリギリまで調整も…主演映画の試写会前日に“書類送検”報道 出席が見送られていた
NEWSポストセブン