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男と女どっちが上手? 元ホステスや生物学者が「嘘」解説

女は行動で隠し事を見抜く

 なぜ人は嘘をつくのか? 男と女、嘘が上手なのはどっち?…etc. 生物学者の池田清彦さん、元銀座No.1ホステスで心理カウンセラーの水希さん、経営心理コンサルタントの匠英一さんが解説。嘘にまつわるホンマでっか!?な真実を集めました。

「人類の歴史が始まった時から、嘘は生まれていた」と、池田さんは分析する。いわく、人が嘘をつき始めた理由は2つ。1つは、嘘をついて敵やライバルを欺き、国や社会的地位を手に入れるため。

「自分の思い通りに相手をコントロールするための巧妙な手段として、嘘を使い始めました」(池田さん)

 2つ目は優秀な子孫を残すため。

「男性は精子の数が膨大なので、いくらでも自分の子孫を残すことができます。そのため、男性はできるだけ多くの女性とセックスしたい。女が求める男を演じて、“あなただけを愛します”と、嘘をつくようになったんです。

 一方、女性は子供を産める数が限られているので、子供の生存率を高めて、自分の遺伝子をよりたくさん残すため、面倒見のいい男性を選ぼうとします。そのために浮気好きな男の嘘を見抜く力を自然と身につけていきました」(池田さん)

◆女の方が嘘が上手?

「男性と女性は脳の働きが違うので、男性は論理的に、女性は感情的に、物事を考えます。そのため、男性はつじつまを合わせて論理的に嘘をつきますが、女性は嘘を真実だと信じ込んで嘘をつきます」(匠さん)

◆男の嘘は有能アピール?

「男性は、自分の価値が社会で認められるかどうかで決まると思っている人が多いんです。そのため、仕事や年収を過大に言って、自分を大きく見せる嘘をつきがちです」(水希さん)

◆女は行動で隠し事を見抜く?

「女性はコミュニケーション能力が高く、些細な行動の変化を鋭く察知できます。そのため、男性がいつもと違う行動をすると、何か怪しいとすぐに気づくことができるんです」(水希さん)

 水希さんは、「時には人間関係を築くために必要な嘘もある」と話す。その1つが子供の嘘だ。

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