ビジネス

森家・孫家・宇野家など「ネオ創業家」続々誕生

 起業家の父・三憲氏の「男に生まれたなら志を持って熱く生きなきゃいかんばい」という教えを受け、家族みな起業家の道に進んだ。弟の泰蔵氏は『週刊ダイヤモンド』で4月から「『孫家』の教え」という連載を始めている。ビジネス上の関係はなくても、「孫家」は日本のビジネス界に強い存在感を示している。

 情報通信企業では、父の宇野元忠氏からUSEN(旧・大阪有線放送社)を継ぎ、宇野康秀会長も名を馳せる。現在は動画配信「U-NEXT」の社長も務め、両社の経営統合が話題を呼んでいる。

 国内最大手のコンタクトレンズメーカー・メニコンも、創業者・田中恭一氏の跡を2000年に田中英成・社長が継ぎ、2015年に東証1部・名証1部に上場を果たすなど、拡大を続けている。さまざまな分野で、「ネオ創業家」が生まれている。

 世襲をめぐっては、大塚家具のように父娘の間で亀裂が走るなど、うまくいかない事例もある。しかし、それを乗り越えた企業が、将来の三菱やトヨタという「新財閥」を築いていく。

※週刊ポスト2017年5月5・12日号

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