ライフ

お出かけ風水 吉方位に出かけ、できれば1泊以上を

風水建築デザイナーの直居由美里さんが旅風水を指南

 時には家を離れて旅行やレジャーを楽しみ、生活にメリハリをつけると、運気も好転するという。風水建築デザイナーの直居由美里さんが解説します。

 * * *
 風水は住まいを整えるだけでなく、人生全般を考える学問です。いくら良い気に満ちた住まいに暮らしていても、一歩も外に出ず引きこもっていては、運気はあまり活性化しません。宗教家や修行僧ならそういう生活もいいでしょうが、現代生活では、幸運は人を介してもたらされることが多いのです。

 風水の基礎理論である陰陽五行では、陰と陽は固定したものではなく、常に変化するものと考えます。

 時には家を離れて旅行やレジャーを楽しみ、生活にメリハリをつけると、新しい気を取り入れることができます。リフレッシュ効果があるだけでなく、運気も好転します。

 目的地は興味があり、心から楽しいと思える場所にしましょう。美術館や庭園などで、美しいものを目にしたり、一流ホテルで洗練されたインテリアを体感するのもいいでしょう。本やインターネットで画像を見るだけでなく、実際にその場に身を置くことで、理想の環境のイメージが具体化し、実現の可能性が高くなります。

 森林や山など自然に触れるのもいいでしょう。心身が浄化され、ポジティブな姿勢になります。今年は一白水星(いっぱくすいせい)の年ですから、海や湖、川、滝など水に関連した場所がラッキースポットです。温泉にゆっくり入るのも吉です。

 旅やレジャーに出かけたら、その地の気を体内に取り込むために、地元でとれた食材をいただきましょう。ご当地メニューを楽しみ、地元の人と交流することは、いい思い出になり、運気の停滞を吹き飛ばします。その地で睡眠を取った方が気を取り入れやすいので、できれば日帰りより1泊以上の旅行が効果的です。

 そして、旅やレジャーを開運に結びつけるためには、目的地で気持ちよく過ごすことが大切です。予算にゆとりを持たせて、おおらかな気分で過ごしましょう。レストランやホテルでサービスに至らないところがあっても、うるさく苦情を言い立ててはいけません。「人間だから間違いもある」と、寛大に対応しましょう。

「旅の恥はかき捨て」という言葉がありますが、旅先で傍若無人なふるまいをすると、せっかくの開運効果がなくなってしまいます。自分のホームグラウンドでないからこそ、謙虚な姿勢を心がけてください。

 電車が遅れたり道路が混雑していても、イライラしないように、スケジュールにもゆとりを持たせること。観光スポットをすべて回るために、駆け足で移動すると、その地の気をしっかり味わうこともできません。

 同行者がいる場合は、自分の好みを押しつけないこと。仲のいい夫婦や友人同士でも、旅をすると仲たがいすることがありますが、興味のある場所が異なるのなら、各自自由に行動するのも一つの方法です。

 ともかく、旅先では怒りや悲しみ、あせりなどネガティブな感情を抱かないように楽しい思い出だけを作るようにしてください。どうせ旅行するなら、自宅から吉方へ移動することで、開運に大きくプラスとなります。吉方位は人によって異なりますから、インターネットなどでチェックしましょう。神社をお参りすることは、運気の貯金になります。吉方を使わなくても、神社にお参りすること自体が良い気をためることになります。

※女性セブン2017年5月11日・18日号

関連キーワード

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン