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マクロン氏の25才年上妻にオバ記者「これぞフランス」と興奮

フランスの大統領夫人は「アラカン女の希望の星」とオバ記者

 女性セブンのアラカン名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の様々なニュースに斬り込む! 今回はフランス大統領選がテーマです。

 * * *
 スカーッと胸のすくニュースが、フランスから飛んできた。7日の大統領選で、エマニュエル・マクロン前経済相(39才)がフランス大統領に当選。最年少で当選した彼よりも、世界中の中高年女の目を釘づけにしたのは、若き大統領の後ろに立つ金髪ボブの64才、ブリジットさんだった。

 アメリカのメラニア夫人がトランプ大統領より24才年下と聞いても、世のアラカン女性は「ふ~ん。大財閥のおじさんは若い美女が好きだからね」と軽く流していた。

 でも、今度ばかりはあっちこちから「やるね~」という声が聞こえてくるもの。「さすがフランス。これぞフランス」と大興奮よ。

◆恋愛至上主義国家フランスを見せてくれたふたり

 何が興奮させるかというと、16才のマクロン少年が、銀行員の妻で子供が3人いる40才の高校教師に恋をして、紆余曲折のあげく15年後に結婚するという恋物語。

 やがて少年は、会計検査院のエリート官僚になり、36才で経済相に抜擢。恋愛至上主義国家フランスを、こんな形で見せてくれるなんて、この夫婦は、大統領として、大統領夫人として、とっくに、ひと仕事してるって。

 このブリジットさんが美人過ぎないのも◎。ためつすがめつ見て、「髪の毛はウィッグだと思うけど、あのくらい盛ると若々しく見えるね」とか、「やっぱりデブはダメ。カンレキ過ぎたらスリムになるべしね」とか、ファションリーダーとしてあがめつつも、そこは女。

「差し歯が目立つよね。脚、細すぎるし。笑うとシワ、すごい」と、ちゃあーんとあら探しさせてくれるスキも見せるんだわ。

 これ、すごく大事で、崇奉(あがめたてまつ)ったまま、何もかも負けっぱなしだと、その相手には好感を持たないもの。

◆年下男との交際は男からのアプローチに限る

 それはそれとして、なぜふたりがこうなったかよ。私の貧しい体験からいうと、10才、いや5才の年の差でも年下男との交際は、男からアプローチしてきたときにだけ成り立つもので、逆はナシ。

 年上女が、目星をつけた若い男に身をよじったところで、「オバさん、どうした?」と言われたらオシマイだもの。

 聞くところによると、教師だったブリジットさんは、熱く口説くマクロンくんを最初は相手にしなかったそう。きっと「たまにいるんだよねぇ。こういう勘違いをするコが」と大人の対応をしていたと思う。

 そりゃあそうよ。25才年下といったら息子も同然。現にブリジットさんの娘はマクロンくんとクラスメートだったというではないの。それを押したか曲げたかしたのは、ひとえにマクロン氏の力と、ブリジットさんの意志だと私は見ているんだわ。

 大統領になったわが夫に寄り添い、威風堂々とそこにいる年上女のかっこよさ。その妻を誇らしげに見るマクロン氏。こういう結婚もあるのねとあれからため息ばかりだよ。

※女性セブン2017年5月25日号

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