スポーツ
2017.05.19 07:00 週刊ポスト
横綱の年収を試算、稀勢の里4120万円で白鵬7700万円
まず、力士には序ノ口デビューに際して「持ち給金3円」が与えられ、そこから“積み立て”がスタート。本場所での勝ち越し1勝につき0.5円が加算され、金星は10円、優勝30円、全勝優勝には50円がプラスされていく。累計された「持ち給金」を4000倍した金額が、本場所ごとに支給される仕組みだ。
「大関だった稀勢の里の初場所時点での持ち給金は235円(4000倍すると94万円)でした。それが14勝1敗の成績で優勝し、横綱に昇進。春場所での持ち給金は271.5円(同108.6万円)に増えた。さらに13勝2敗で連続優勝を果たしたので307円(同122.8万円)まで上昇。通常、力士の報奨金増加は平均で年額4万円程度といわれているのが、2場所で34万円近くアップしたわけです」(担当記者)
今の持ち給金のまま1年間戦うと仮定して、稀勢の里の月給と報奨金を合わせた年収は約4120万円。初場所を迎えた時点と比べると年収ベースで700万円もアップしたことになるのだ。
同じ番付でも、報奨金の額で収入に大差がつく。現役力士で最も持ち給金が多いのは白鵬だ。通算最多37回の優勝に加え歴代1位の全勝優勝12回、幕内で51場所連続勝ち越しなどの実績によって持ち給金は史上最高の1799円(それまでの記録は大鵬の1489.5円)に達した。
関連記事
トピックス

『珈琲いかがでしょう』の中村倫也は余人をもって代えがたい存在
NEWSポストセブン

パパ活女子は飽和状態 全体的な相場が下がり、値下げ交渉も活発に
週刊ポスト

ウイグル問題に沈黙する日本企業 “100倍返し”の報復を恐れている
週刊ポスト

夏目三久の実父は「ネット監視」の大物 娘への誹謗中傷もパトロール?
週刊ポスト

小室文書 天皇陛下に触れないのは「結婚をスムーズに進める」ためか
女性セブン

報じられない聖火リレーの真実 大音量のスポンサー車両がズラリ
週刊ポスト

小室文書 遺族年金不正受給疑惑など都合の悪いことは書かれていない
女性セブン

「目と鼻のない娘」が18才になり、母が感じたエンタメの可能性
NEWSポストセブン