◆流行語大賞になってもしんどいし
この番組の魅力は、とにかくふたりのフリートーク。1日で4本撮りは当たり前、ときには8本撮りもあるというハードスケジュールで、7本目8本目の疲れ切った千鳥がおもしろいと評判だ。
「普通はしんどいのとか隠してやるもんなんでしょうけど、わしらの場合は丸出し。それがおもろいということになってスタッフがどんどん過酷なスケジュールを組み出す悪循環(笑い)」(大悟)
「ディレクターが出すカンペが“なんかおもしろいことやってください”って、どうなのよ!?」(ノブ)
早朝から深夜に及ぶ長丁場のロケのしんどさを逆手に取り、笑いを提供する千鳥。かたや作り込んだネタを披露する漫才コンビとしての千鳥。どちらも同じくらい、おもしろい。最後に“クセがすごい”が大人気になっていることについてたずねると、
「とはいえ、流行語大賞になるような事態にはならんよね」(大悟)
「そうそう。なったらなったであとがしんどいし」(ノブ)
と、ふたりはゆる~く答えた。
撮影/ヤナガワゴーッ!
※女性セブン2017年6月1日号