国内

大西議員提訴の高須院長「民進党の問題点が露呈した」

最後まで戦ってしっかり勝つと語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、民進党の大西健介・衆院議員と蓮舫代表を提訴した件についてうかがいました。

 * * *
──すでに報じられていますが、今回は民進党の大西健介議員の発言に対して提訴なさった件について、お話をうかがいたいと思います。例の発言を知ったのは、どういう経緯だったんですか?

高須:ツイッターで、フォロワーさんが教えてくれたんだよ。それで、動画を調べてみたら、悪徳美容外科医が派手な広告や強引な勧誘で客を集めていると大西議員が話していて、その例として「例えば“イエス○○”とクリニック名を連呼するだけのCMとか」ってウチを取り上げていたわけだ。さらに、そのCMを「陳腐だと思います」と発言している。これは明らかに高須クリニックの悪口。「イエス〇〇」というCMで、高須クリニック以外にありえない。

 売られたケンカはもちろん買う。しかも、僕は何一つ悪いことをしてないからね。大西議員は誇大広告で釣って高額な美容整形に誘導する悪徳美容外科医を批判してるんだけど、ウチはまったくそんなことはしていない。施術料金だって40年間据え置きなんだから。何一つこちらには落ち度がないのに、こんなにひどいことを言われて泣き寝入りする理由なんてない。

 CMだって、いろんなアイディアを出して、みんなで頑張って作っているしね。ピコ太郎に出てもらったCMのどこがどう陳腐なのか説明してほしい。

──大西議員は悪徳美容外科医を問題視して発言しているわけで、本来であれば善良な高須クリニックの味方になるはずなのに…。

高須:そう、ちゃんと実態を調べていたのであれば、高須クリニックが悪徳ではないということは、わかってくれているはずなんだけどなぁ…。そもそも大西議員の選挙区は僕の地元・愛知県だし、高須クリニックがどういうところかを知らなかったとは考えにくい。「イエス〇〇」は高須クリニックのことではないという主張も、無理がありすぎるし…。

 いずれにしろ、あまりにも不用意な発言と言うか、とにかく残念だよ。もしかしたら「美容外科=悪徳」という偏見だけで語っていたのかもしれないなぁ。「美容外科」という存在そのものを否定されたような気もして、ちょっと悲しくなったね。

──そして大西議員だけでなく、民進党の蓮舫代表も提訴しました。

高須:部下がやらかしたことに対して、トップが責任を取るのは当然のことだし、誰かを中傷したら反撃されるということをしっかりと知ってほしいと思う。

 国会での民進党の質問なんかを見ていると、とにかく何でもかんでも与党を批判すればいいと思っているように見えるんだよ。本質なんてどうでもよくて、批判して、足を引っ張ることが目的になっちゃっているみたいな。

 そういう感覚で、与党批判を繰り返しているから、細かい事実関係を調べないで、自分たちが持っている偏見だけで発言しちゃう。それで、まったく悪くない僕を中傷してしまうという事態になったんじゃないのかな。ある意味、民進党が抱えている大きな問題が露呈したような気もするね。

関連記事

トピックス

鮮やかなロイヤルブルーのワンピースで登場された佳子さま(写真/共同通信社)
佳子さま、国スポ閉会式での「クッキリ服」 皇室のドレスコードでは、どう位置づけられるのか? 皇室解説者は「ご自身がお考えになって選ばれたと思います」と分析
週刊ポスト
松田烈被告
「テレビ通話をつなげて…」性的暴行を“実行役”に指示した松田烈被告(27)、元交際相手への卑劣すぎる一連の犯行内容「下水の点検を装って侵入」【初公判】
NEWSポストセブン
Aさんの左手に彫られたタトゥー。
《10歳女児の身体中に刺青が…》「14歳の女子中学生に彫られた」ある児童養護施設で起きた“子供同士のトラブル” 職員は気づかず2ヶ月放置か
NEWSポストセブン
会談に臨む自民党の高市早苗総裁(時事通信フォト)
《高市早苗総裁と参政党の接近》自民党が重視すべきは本当に「岩盤保守層」か? 亡くなった“神奈川のドン”の憂い
NEWSポストセブン
知床半島でヒグマが大量出没(時事通信フォト)
《現地ルポ》知床半島でヒグマを駆除するレンジャーたちが見た「壮絶現場」 市街地各所に大量出没、1年に185頭を処分…「人間の世界がクマに制圧されかけている」
週刊ポスト
連覇を狙う大の里に黄信号か(時事通信フォト)
《大相撲ロンドン公演で大の里がピンチ?》ロンドン巡業の翌場所に東西横綱や若貴&曙が散々な成績になった“34年前の悪夢”「人気力士の疲労は相当なもの」との指摘も
週刊ポスト
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(インスタグラムより)
「バスの車体が不自然に揺れ続ける」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサー(26)が乱倫バスツアーにかけた巨額の費用「価値は十分あった」
NEWSポストセブン
イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
《長引く捜査》「ネットドラマでさえ扱いに困る」“マトリガサ入れ報道”米倉涼子はこの先どうなる? 元東京地検公安部長が指摘する「宙ぶらりんがずっと続く可能性」
アドヴァ・ラヴィ容疑者(Instagramより)
「性的被害を告発するとの脅しも…」アメリカ美女モデル(27)がマッチングアプリで高齢男性に“ロマンス”装い窃盗、高級住宅街で10件超の被害【LA保安局が異例の投稿】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン