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角居勝彦調教師、「ダービー馬はダービー馬から生まれる」

名調教師がダービーを語る

 競馬の祭典・日本ダービーが今年もめぐってくる。数々の名馬を世に送り出した調教師・角居勝彦氏による週刊ポストでの連載「競馬はもっともっと面白い 感性の法則」から、ダービー馬と種牡馬との関係について解説する。

 * * *
 競馬で大切なのは「今」です。競走馬の馬体重、パドックの様子。返し馬で状態を確認する。過去の戦績も検討材料ですが、「今」がもっとも大事なことは論を待ちません。

 しかしさらに過去にさかのぼって血統背景について考えると、競馬はさらに奥行き深く、面白くなります。とはいっても三大始祖云々なんていうところから始めると、なんだか難しそうなので、まずはレースに出走する両親と祖父母のことを辿ることから始めてはいかがでしょうか。

 過去10年のダービー馬のうち6頭は、その父がダービーを勝っています。そのうち3頭の父はディープインパクト。国内で13戦12勝というとてつもない成績を残し、種牡馬になってからも次々活躍馬を出しています。その他2009年ロジユニヴァースの父は2003年のネオユニヴァース。2015年ドゥラメンテの父は2004年のキングカメハメハ。そして2007年、角居厩舎のウオッカの父は2002年のタニノギムレット。つまり「ダービー馬から生まれたダービー馬」というわけです。

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