ライフ

東京で空前のやきそばブーム 本郷・六本木・神保町の名店

まるしょう特製ソース焼きそば

 昼下がり、東京・神保町の『みかさ』には数十人が列をなしている。並んでいると換気口から漂ってくる、焦がしたソースの香ばしい匂い。鉄板のやきそばを想像して、たまらずよだれがあふれ出る。

「いま、東京では空前のやきそばブームが起きており、この流れは全国に飛び火しようとしています」

 そう語るのは国内外で900店以上のやきそばを食べ歩いた、ブログ『焼きそば名店探訪録』管理人の塩崎省吾氏だ。

「昨年、『まるしょう』『千日前やきそば』など専門店が立て続けに登場して、『みかさ』に始まるやきそば人気がピークとなりました。キーワードは生麺。東京ではそれまで蒸し麺が主流でしたが、注目店はどこも生麺を茹でて調理する。モチモチした麺の旨さが人々を魅了しているのです」

 やきそばはまさに新時代へと突入している。こだわりの生麺を各自の哲学でオリジナルのやきそばに昇華させた都内の3店を紹介しよう。

◆「焼きそばのまるしょう 本郷三丁目店」(文京区本郷)

 風味豊かな全粒粉や中華麺用など3種類の粉を独自の配合でブレンドし、店内で毎日製麺する。自慢の麺は太麺・細麺から選べるが、パンチがきいたコク旨ソースと相性がいいのは断然、太麺。塩・醤油・洋風など、パスタ感覚で15種類ほどのやきそばを提供する。

住所:東京都文京区本郷3-42-7
営業時間:11時~15時半LO、17時~22時LO
休日:日曜日

関連キーワード

関連記事

トピックス

林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン