小説家としても作品を発表している藤代氏は、現在、恋愛小説と、映画の脚本を執筆中だという。そちらも気になるが、やはり、今後どんな写真を撮っていきたいのか。
「もっとヌードを撮りたいですね。ヌードは撮っていて体力を消耗します。被写体の波長に合わせちゃいますからね。裸になったときの意気込みやパワーにこっちも同調して疲れます。裸を他人に見せるのは恋愛か仕事でしかないもの。脱ぐ人のモチベーションが、スッと上がって、スッと下がる様は、写真を撮っていて切ないんです。でも、そこがいいですよね」
※週刊ポスト2017年6月16日号