国内
2017.06.16 16:00 週刊ポスト
小沢一郎氏 安倍一強が続けば戦前の大政翼賛会政治と同じ

安倍首相のやり方を危惧する小沢一郎氏
くすぶり続ける加計学園問題について、前川喜平・文科省前事務次官は「「あったものをなかったものにできない」と語り、偽りを基にものごとが進んでいくことに警鐘をならした。こうした状況について小沢一郎氏は何を思うか。〈聞き手/武冨薫(政治ジャーナリスト)〉
──「偽りが蔓延する社会」は日本だけではない。フランスや韓国の大統領選では相手を誹謗中傷する「フェイクニュース」が広がり、フェイクニュースで勝利したといわれる米国のトランプ大統領は自分に不都合な報道に「フェイク」とレッテルを貼って現実から目を背けている。
しかし、そうした世論誘導は各国では強い批判にさらされている。「怪文書だ」という官義偉房長官の一言で国民のスキャンダル批判を止めようとできると考えているのは、世界で安倍政権だけといっていい。
小沢:日本以外のところは国民が行動する。フランスの大統領選では、ル・ペン氏の極右政権を阻止するために、社会党から右派政党まで手を組んだ。韓国でも、朴槿恵・前大統領の腐敗に国民が立ち上がった。
一方、日本では野党結集と言うとメディアがすぐに「野合」と批判するけれども、今、日本にはまさに安倍内閣という極右政権ができているんだから、これを倒すためにフランスのように全員で対抗するのは何も悪くない。僕は野党に常々「堂々とやれ」と言っている。
関連記事
トピックス

がんステージIVの23才女性「私がたとえ死んでも」壮絶出産の全記録
女性セブン

『共演NG』演出家・大根仁「ホテルと空港が舞台だったワケ」
NEWSポストセブン

検診控えで「隠れがん患者」4万人か 見逃し死がコロナ死を超える懸念も
週刊ポスト

美容・ファッション業界に残る「顔採用」 いつ改められるのか
NEWSポストセブン

「ハロプロ最強美少女」上國料萌衣に期待される「起爆剤」役
NEWSポストセブン

離婚成立KEIKOが告白 小室哲哉の不倫会見で「許せなかったこと」
女性セブン

福原愛の横浜不倫デート1日目の全貌 ソフトクリームを「あーん」も
NEWSポストセブン

福原愛、横浜不倫デート2日目の全貌 仲良くパンケーキを堪能
NEWSポストセブン