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【ドル円週間見通し】イエレン議長証言、利上げ継続あるか

○(日)5月経常収支 10日(月)午前8時50分発表予定
・予想は、+1兆8632億円
 参考となる4月実績は+1兆9519億円。5月については貿易収支が赤字となる可能性があるため、経常黒字額はやや縮小する見込み。ただし、第一次所得収支の黒字額は高水準を維持すると予想されており、経常黒字額は4月実績に近い水準になる可能性がある。

○(米)6月小売売上高 14日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+0.1%
 参考となる5月実績は前月比-0.3%で2016年1月以来の大きな落ち込みとなった。自動車の購入やその他の裁量支出が減少しており、第2・四半期の米経済が大きく加速するとの見立てを妨げる可能性がある。自動車やガソリン、建材、飲食を除いたコア小売売上高は前月比横ばいだった。

○(米)6月消費者物価コア指数 14日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+1.7%
 参考となる5月実績は前年比+1.7%に鈍化した。衣料品や航空運賃は値下がり、居住費は上昇した。6月については居住費の上昇は予想されるが、他の項目はやや伸び悩むとみられており、上昇率は5月実績とほぼ同水準にとどまる見込み。

○(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 14日(金)午後11時発表予定
・予想は95.0
 参考となる米6月確報値は95.1だった。家計が強い一方、米経済見通しはやや弱かった。7月については、個人消費見通しは6月時点と特に変わらないと予想されており、6月実績に近い水準になるとみられる。

○主な経済指標の発表予定は、10日(月):(日)5月機械受注、12日(水):(日)6月国内企業物価指数、13日(木):(米)6月生産者物価指数、14日(金):(米)6月鉱工業生産、(米)5月企業在庫

【予想レンジ】
・米ドル/円:112円00銭-115円00銭

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