「もう夏は始まっている。もう一度、日本一を獲りに行こう」
2強の力が突出しているとはいえ、大阪大会にはシード制度がなく、4回戦と準々決勝の前に再抽選が行われる。春季近畿大会では、東海大仰星と大体大浪商もベスト4に進出するなど、2強以外の学校もひしめくのが大阪地区だ。2強が早い段階で激突し、死力を尽くすような試合ともなれば、漁夫の利を得る学校が出てきてもおかしくない。
●文／柳川悠二（ノンフィクションライター／『永遠のPL学園』著者）
※週刊ポスト2017年8月4日号
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