敢えてキャラクターを取り入れず、6種類のVRアクティビティ高所体験、ホラー、スキーの滑降といった疑似体感系を中心に展開したところ想像を超える反響が。
「期間中は連日予約枠が満杯で3万7000人が来場しました。やっぱりVRはインパクトがあるコンテンツだ、と確かな手応えを得ることができたんです」
VR体験する前と後で客の熱量がまったく違うことが衝撃的だった、と田宮氏。その経験を元にして、新たな遊戯装置の開発へと向かった。
成果が詰まったこの「VR ZONE SHINJUKU」では、どんな新機軸が?
「お台場では一人で体験するVRが主でしたが、二人、三人と複数で楽しめたらもっと面白いはず。また、キャラクターものを充実させることによって強くアピールできると考えました。そこで今回、エヴァを操縦できる『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』や、かめはめ波が撃てる『ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波』等、複数で一緒に楽しめる新VRアクティビティを含めまして、16種類を用意しました」
◆ビジネスとして成立する
「時代が我々に追いついてきた、そんな実感があるんです」と田宮氏。いったいどういう意味なのだろう?