芸能

有村架純 『ひよっこ』撮影で休憩時間も楽屋に戻らぬ理由

「キャストやスタッフの方々を尊敬している」と語る

 どことなく、ふたりは重なる。連続テレビ小説『ひよっこ』のヒロイン・谷田部みね子と、演じる有村架純(24)のふたりに、そんな印象を抱いた。いつも心の中で父へ語りかけていたみね子と同様、有村も家族や郷土への愛に満ちている。

「どんな時も一番の心の支えは地元で待っている母。この先もしも、“この人と結婚したい!”と熱烈に想う人が現われても、根本にあるのはずっと家族なのかなと思います。地元の親友も励まし合う大切な存在です。彼女は向上心や責任感が強くて、限界になってようやくしんどいと気付くほどの頑張りやさん。まっすぐな子で、私も頑張らないとなってパワーが湧くんです」(有村。以下「」内同)

 自慢の親友を語り出すと、声のトーンも上がって快活な口調になる。その姿はまるで、あかね荘で茨城産ネギの魅力を興奮ぎみに語っていたみね子のよう。劇中では郷土愛、恋愛、仕事愛など様々な愛が描かれる。ではいまの有村なら愛ときいて何が浮かぶか尋ねると、真っ先に現場への愛を挙げた。聞けば、できるだけ現場にいたいと、休憩時間も楽屋へは戻らないという。

「チームの一員として、皆さんと同じ空間で同じ空気を共有したい。しゃべらなくても、ただ一緒にいるだけで何か違う気がするんです。現場によって過ごし方も変わっていきますが、この『ひよっこ』ではそうしています。スケジュールが詰まって、正直“疲れたな”という時もあります。放送開始直後は心配で食欲も落ち、眠れない夜が続いたこともありました。でもキャストやスタッフの方々を尊敬しているからこそ、自分も同じ熱量を現場へ注ぎ続けたいと、踏ん張れているんだと思いますね」

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン