芸能

上原多香子の不倫騒動 報じない自主規制したTV局の事情

上原の不倫騒動をTVが報じない理由

「申し訳なくて言葉がない。でも、おれだけじゃないのに…」。阿部力(35才)は、ポツリとそう漏らしていたという。

 前号の女性セブン(8月10日発売)で報じた、SPEED・上原多香子(34才)の夫でヒップホップグループ・ET-KINGのTENN(テン)さん(享年35)の自死の真相。

 報道後、上原は舞台『のど自慢』の千秋楽(8月18日)まで出演を果たした。共演者の一人ひとりの楽屋に騒動を詫びる挨拶に訪れたというが、報道陣の前に姿を見せたときには頭を下げるのみ。いまだ何も語られていない。

 それどころか大手メディアではほとんどこの話題が扱われなかったため、「事務所の圧力か」「他にも大物有名人と不倫していたかららしい」「今、妊娠しているから気遣っている」――など憶測が飛び交い波紋は広がるばかり。

 時期を同じくして発覚した雨上がり決死隊の宮迫博之(47才)の不倫疑惑が、スポーツ紙やワイドショーで大々的に取り上げられただけに、その疑問の声は日増しに大きくなっている。

 内容を簡単に振り返る。2014年9月、TENNさんは上原との結婚からわずか2年後、自宅マンションの駐車場に停めた車の中で首を吊り自ら命を絶った。その自死に、上原と阿部の不倫関係が大きく影響したであろうことを、本誌・女性セブンはTENNさんの遺書や上原と阿部のツーショット写真などと併せて報じた。阿部も、2009年に中国人女優と結婚した既婚者だった。

 松本人志(53才)は8月20日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、前週の放送の際に上原の不倫問題へ言及していながら、放送ではカットされていたことを「宮迫の不倫問題よりも世の中的には興味あるわけですよ」「『女性セブン』一誌しか報じていないし本人がまだコメントをしていないから(中略)フジテレビでは扱わないことになりましたと言われた」と明かして、憤りをあらわにした。テレビ局関係者はこう明かす。

「局側の自主規制です。SPEEDのメンバーとイケメン俳優のW不倫ですから飛びつきたいのはもちろんで、ウラ取りの取材には動いています。ただ、TENNさんが亡くなっていて遺族がいらっしゃることなのでどうしても扱い方がデリケートにならざるを得ない。

 加えて、双方が今回の件について会見を開いたりコメントを出すといったことを一切していません。不倫を肯定して謝罪するでも、反対に否定するでも、なんらかの形でアクションを起こせば“本人が口を開いた!”というように扱えるんですが、現状だんまりですからね。沈黙を続けると、永遠に問題はついて回ることになるわけで、決して得策とはいえないんですが…」

※女性セブン2017年9月7日号

関連記事

トピックス

山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
ロシアで勾留中に死亡したウクライナ人フリージャーナリスト、ビクトリア・ロシチナさん(Facebook /時事通信フォト)
脳、眼球、咽頭が摘出、体重は20キロ台…“激しい拷問”受けたウクライナ人女性記者の葬儀を覆った“深い悲しみと怒り”「大行列ができ軍人が『ビクトリアに栄光あれ!』と…」
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン