また、「痛み止め」で胃が痛くなることもある。頭痛や歯痛などに悩む高齢者は多いが、痛みを抑えるための「痛み止め」を常用すると、体の別の箇所に痛みが“転移”するケースがある。
「市販の鎮痛薬を服用すると胃の粘膜を荒らし胃痛を起こすケースがあります。特に、鎮痛成分のアスピリン、イブプロフェン、ロキソプロフェンを含むものは胃痛を引き起こすリスクが高い。用法・用量を守れば胃痛が起きないケースが大半ですが、何日も連続で服用するとそのリスクが高まるといわれています」(内科医の平憲二氏)
※週刊ポスト2017年9月15日号