芸能

中村玉緒、1日6時間のパチスロ健康法実践も目押しは苦手

健康法はダンベルよりパチスロ?

「オホホホホホ!」──手で口を押さえて上品に笑う女性の目の前にあるのは大当たりしたパチスロ機。ジャラジャラと吐き出される大量のメダルを恍惚の表情で眺めていたのは、女優の中村玉緒(78)だった。

 9月1日の午後2時頃。耳をつんざくような電子音が鳴り響く都内のパチスロ店に、中村が来店した。

 彼女は大のパチンコ・パチスロ好きで知られている。かつて健康体操のイベントに出席した時には、「健康の秘訣はパチンコで、仕事が休みの日は朝9時半にお昼ごはんのおにぎりを持って並びます」と語り、近年はパチスロにハマっているとも語っていた。

 中村がこの日、打っていたのは台が震えるほどの大音量が特徴の『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』。大当たりが確定すると、曲に合わせて忍者のキャラクターが舞う人気シリーズだ。

 入店するや店員や客から挨拶をされる中村はこの店の常連客なのだろう。向かったパチスロコーナーで、台に表示されている過去の大当たりデータをチェック。お目当ての台が見つかり、腰を下ろすとそれまでの柔和な表情が一変。目つきが鋭くなり、“ギャンブラー”の顔に変わった。

 電子タバコをくわえ、左手でレバーを叩き、ポンポンポンとリズミカルにボタンを押していく。黙々と台と向き合うこと20分。急に目を見開き、

「はァ! 来ましたでぇ!」

 と叫び席を立つと、近くに座っていた男性に話しかけた。男性は中村の台に移動し、ジッと画面を見つめる。「7」が2つ揃っておりリーチの状態だった。そして男性が最後のボタンを押すと、「7」が3つ揃った。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン