芸能

平日は朝の帯、土曜は主演ドラマ 「週6日会える」真矢ミキ

よりリラックスして本番に臨むためにギリギリまで楽屋に

 ウイークデーは朝の情報番組に、土曜の夜は連続ドラマで主演を務め、今や“1週間に6日会える女”となった真矢ミキ。私たち同性のファンに愛されるのは、多忙な生活だからこそ学びとった生き方、そして考え方にあった──。

 毎朝の起床時間は4時30分。以前、本誌・女性セブンのインタビューで、「平日毎朝の『ビビット』が終わった金曜の午後は、(疲労と解放感で)人間として壊れている」と笑っていた女優の真矢ミキ。現在はさらに金曜の午後から週末にかけて、ドラマの撮影を行っているハードな毎日だ。

「情報番組は毎日なので、その2時間を緊張して過ごすより、普段の自分の過ごし方や思考を磨くほうが、そのまま出るんじゃないかなって。ある程度の勉強は続けるとして、毎日できるだけいろんな人の話を聞いて、いろんなものを読んで…みたいな楽しい努力をしていれば、毎日2時間、自然体で座っていられるのかな」

 情報番組『ビビット』(TBS系)のキャスターを始めて2年半、自分なりの取り組み方が定まったようだ。

 そして連続ドラマの主演となる『さくらの親子丼』(10月7日より毎週土曜23時40分~24時35分、東海テレビ・フジテレビ系にて放送予定)は、貧困や摂食障害といった現代社会の問題をリアルに取材してできたオリジナル作。『ビビット』をやっていると、「あ、『さくらの親子丼』と同じだ!」と思うシーンが多いという。

「さくらは“空腹が非行のもと”という考えで親子丼を提供していますが、私自身もそう思います。私は非行に走らないけど(笑い)、誰しもお腹がすいたらちょっと性格が変わってきますよね。逆に温かいものをいただいたら心が豊かになっていくのもわかるし。

 以前仕事で3週間アフリカに行って帰国した時、普段は台所にまったく立てない夫が、全部みじん切りのシチューを作って出してくれたのですが、これが今までの人生の中でいちばんおいしかったんです。ノロけてるんじゃなくて本当に…。温かい食べ物って心も温めるんだなと思いました」

 日常から大切なことを学びとる彼女だからこそ、キャスターとしても表現者としても人に伝わるのだろう。

※女性セブン2017年10月19日号

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト