◆チャンミンからユンホへ
 
 世界最強ビジュアル ダンシングマシーン・ユンホヒョン(兄さん)へ。

 アンニョン、ヒョン! ぼくは「歌謡界で最強になるんだ」と、野心いっぱいの抱負を込めた名前を持つチェガン(最強)・チャンミン。そしてヒョンの弟、チャンミンだ。

 こうやって、ファンたちと共に素敵な場所にいるからか、ヒョン、本当に楽しく嬉しそうに見える。だけど、こうやってたくさんのファンの前でヒョンへの気持ちを公開、いや告白しろなんて…。

 愛社精神があるぼくでもこの瞬間だけは、所属会社SMエンターテインメントが少し憎い(笑い)。

 ヒョンも知ってると思うけど、ぼくは人見知りがすごいんだよ。照れるし、恥ずかしいけど、大きな勇気を持ってこの手紙を書こうとしてる。

 ぼくたちが出会ってからなんと16年もの時間が過ぎたね。本当にいろいろな事があったけど、ぼくたち2人は、無事に大きい波も小さい波もうまくかき分けながら今に至っている。嬉しい瞬間もたくさんあったけど、その分きつい瞬間も多かった。いつも横で熱い気持ちを持って、どんな瞬間も最善を尽くすヒョンを見ながら、ヒョンについてきたから今まで来られたんだと思う。

 ヒョンの情熱を見るたびに、ぼくは地下の深いところからふつふつと湧きあがって噴き出す、アメリカ・テキサス地域の油田を見てるみたいだよ。あ、油田よりヒョンの情熱の方がもっとすごいみたいだ(笑い)。なぜなら、油田はいつか枯渇するけど、ヒョンの情熱は枯渇どころか太陽エネルギーみたいに終わりがない事、ぼくは知ってる。

 冗談みたいに話したけど、心から思ってることは、ぼくより純粋で、情もあって、情熱もいっぱいで、本当に優しい人だからこそヒョンについて来たし、ヒョンと共にしてきて、ここまできた。これからもっと遠いところへ、もっとキラキラしてる道へ行けるとぼくは信じてる。

 本当にヒョンにありがたい気持ちが、ほんとにマジで大きい。前から感じてたけど、ヒョンと一緒ならどんなことでもやり抜くことができるって確信してる。ヒョンは本当にすごい。ヒョンは本当にカッコいい。ヒョンのその情熱、恐ろしいほどの熱い気持ちは他の追随を許さない。ぼくが好きになるしかないヒョンだよ。

 さぁ、それじゃあ、この恥ずかしくて照れるこの手紙を締めようと思う。ヒョン、いつも病気にならず健康でいよう。もうどこに行っても幼い年ではなくて、もてなしを受ける年齢なだけに、少しダンスを踊る回数を少しずつ減らすのはどうかな?

 あふれる舞台マナーと情熱と気合ももちろん素敵だけど、その情熱の度が過ぎて、ぼくのもろくて弱い弱い骨たちがいつかボロボロになるんじゃないか心配で。ヒョンは男らしくて、元気でエネルギーにあふれてるけど、ぼくはといえば肌をかすめる風でも骨の髄まで冷たくなる、ガラス玉みたいなソウルっ子だってこと、忘れないで。

 仲よく素敵な舞台、いい音楽ができるように努力して、アジアや世界でひときわ高く立つことを目指そう。とにかく、ヒョンは最高だ。本当にかっこいい! じゃあ、これぐらいで。

 2017年 9月 24日, 練習時間のPM6時だが、ヒョンが遅刻をしているから、手紙を書ける PM6時2分。情熱たくさんの弟、チャンミンより

※女性セブン2017年11月2日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
インフルエンサーの景井ひなが愛犬を巡り裁判トラブルを抱えていた(Instagramより)
《「愛犬・もち太くん」はどっちの子?》フォロワー1000万人TikToker 景井ひなが”元同居人“と“裁判トラブル”、法廷では「毎日モラハラを受けた」という主張も
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン
千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン