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“血圧サージ”防止 立ち小便より座りション、ベルト緩めよ

ふだんの血圧が正常値の範囲内でも要注意

 ふだんの血圧が正常値の範囲内であっても、瞬間的に血圧が急上昇する「血圧サージ」。脳卒中など最悪の事態が起こる可能性もあり、その予防に関心が高まっている。どんなことを心がければ、防ぐことができるのか。

●脱衣前にシャワーでお湯

 風呂やトイレも注意が必要な場所だ。東京都健康長寿医療センター顧問の桑島巌医師が説明する。

「寒暖差を生じさせやすい場所が脱衣所や浴室内の洗い場です。温かい湯船との温度差で血管を収縮させてしまうからです。浴室暖房を利用する、予めシャワーでお湯を出しておくなどして、浴室内を暖めておくとよいでしょう」

●「立ちション」より「座りション」

 トイレは屋内でも特に寒くなる場所だ。電気ストーブなどを設置して暖を取れれば理想的だが、こんな対策もある。東京女子医科大学東医療センター内科教授の渡辺尚彦・医師が指摘する。

「小用の際は男性でも座ったほうがいい。立って用を足すとどうしても血圧が上がってしまう」

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