──見どころについて、彼に話を聞く機会があったのですが、「ドラマの内容もそうですが、韓国の美しさがとてもよく表現されたドラマだと思います。景色も美しく、美しい韓服もたくさん出てきます。そして登場人物を通じて、若い世代が成長していく姿を見守っていただきながら、皆さんの癒しの時間になってほしいと願っています」と語っていました。
落合:彼が言うように美しくて、癒されるドラマですね。それに、彼ほど韓服と韓帽が似合う俳優がこれまでいたでしょうか!?(笑い)
康:ボゴム以外にも、タイプの違うイケメンが出てきて、その友情と、それぞれが抱える事情に葛藤する姿が、女性にとってはたまらないと思いますよ。
──ところで落合さん、年末年始に楽しめる骨太な作品はありますか?
落合:チソン主演の『被告人』がお勧めです。韓国版『プリズンブレイク』といえばわかりやすいでしょうか。将来を嘱望された検事が、一瞬にしてすべてを失い、死刑囚になるところからの逆転劇です。康さんが先ほど、歴史上の対立の面白さについてお話しされましたが、この作品もチソン演じる死刑囚と企業の副社長オム・キジュン(41才)との対立する演技が素晴らしい。一気に最後まで見たくなる作品です。
そして『太陽の末裔』もお勧めです。主演の2人が実際に愛を育んだことで、作品のリアリティーは半端なくアップしました。リアルな恋愛は何話からのことなのか…と、見直したい人が増えたのか(笑い)、レンタルでは今年の1位になりました。
撮影/平野哲郎
※女性セブン2017年12月21日号