還付額はケースバイケースだが、平均すると納めた相続税の1~2割が戻ってくるという。土地は金額が大きいので数百万円から数千万円単位で戻ってくることが多いと藤宮氏は語る。
すでに相続税を納めてしまったものの、「払いすぎ」のポイントに心当たりがある人は、土地評価額の再調査をすべきだという。
「申告税額が実際より少ないと判断されれば税務署に修正申告を求められるのですが、相続税は相続人の自己申告制となっているため、申告額が高すぎる場合は何も言ってくれないことが多いです」(同前)
※週刊ポスト2017年12月22日号