• TOP
  • 国内
  • お寺婚活「吉縁会」 恋愛未経験男子に「まずフラれよ」と説教

国内

2018.01.02 16:00  NEWSポストセブン

お寺婚活「吉縁会」 恋愛未経験男子に「まずフラれよ」と説教

なぜ結婚したいのかを考えてほしいと話す木宮さん


──すべては自分次第、これはある意味で、とてもしんどいことだと思います。

木宮:そうですね。私はそもそも、自由に恋愛して結婚できる人って、限られていると思うんですよ。ゆえに昔は、それなりの年齢まで独身でいたら、親戚のおばさんやご近所さんが、あの子と結婚しなさいと、無理やりくっつけたりしていた。ある面では、おせっかいで息苦しい社会だったでしょう。けれど、「好きでもない人と結婚して、結果的に幸せだった」という幸せの形がありました。

 いまは自由になり、好き勝手に生きられる社会になった反面、そういう幸せの形はなくなりました。すべては自分のこころ次第、自分がどう思うか次第の中で、本当の幸せを見つけていくのは難しいことです。私たちは試されているんでしょうね。

◆33歳恋愛未経験男子に、「まず5人にフラれよ」

──恋愛経験のない人も増えています。そういう人たちにはどうアドバイスされますか?

木宮:「吉縁会」にも、恋愛経験のない方がやってきます。昨年、33歳で一度も付き合ったことのない男性がいたんです。彼に、これまでに何人に告白したのかと聞いたら、3人だと言う。11年に1回しかチャレンジしてないじゃないか! と、私は怒りました(笑)。アイドルとか、すごい資産家とかだったら、一発必中で上手くいくかもしれない。けれど、ほとんどの人はそうではないんです。

 彼と話して、結婚云々の前に、まずは、年内に5人にフラれようと、目標を立てました。恋愛にはやはり経験値が必要なんです。相手を思いやる想像力も必要。告白までいかなくても、食事に誘って断られたのを「1フラれ」にカウントしていいから、とにかく5人フラれるよう、アドバイスしました。

──成功しろではなく、失敗しろと。でも、当たり前ですが、フラれるとつらいですよね。恋愛がいやにならないでしょうか?

木宮:お釈迦様も仰っているとおり、人生は苦しみです。真面目に生きていても、つらいことは起きるし、その時は苦しむしかない。フラれたら、当然つらい。泣けばいいんです。

 ただし、起きてないうちから苦しむ必要はありません。それは無駄な苦しみです。人は「いま、この瞬間」しか生きられません。それなのに、フラれてもいないうちから、どうしよう、怖いなと心配してチャレンジをせず、チャンスを逃している人が多いんですね。フラれるのはつらいけど、必ず得るものはある。その時は苦しいけど、それは永遠の苦しみではありません。結婚に限らず、もちろん女性でも、人生はチャレンジしていくしかないんです。

 ちなみに33歳の彼は、初めての彼女ができました。手を繋いで楽しそうにデートしていますよ。

関連記事

トピックス