芸能

木村拓哉主演『BG』 ドクターXと同枠が不安要素か?

木村拓哉主演の冬ドラマ『BG~身辺警護人~』(HPより)

 注目作が目白押しとなっている1月スタートの冬ドラマ。テレビドラマに詳しいライターの西森路代さんは、井上由美子脚本の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)に注目している。

 主演は木村拓哉(45才)。元敏腕ボディーガードが警備員から身辺警護人へと“復職”するところから物語はスタートする。

 江口洋介(50才)、斎藤工(36才)、上川隆也(52才)、石田ゆり子(48才)、菜々緒(29才)ら共演陣も主演級の豪華布陣で、特に初となる江口との“競演”からは目が離せない。

 木曜21時のこの枠からはシリーズ化した『ドクターX』が誕生しているので、それに続く名シリーズとなるか。

「井上さんは2003年の『GOOD LUCK!!』(TBS系)や2005年の『エンジン』(フジテレビ系)など木村さんの職業モノを書いてきた人。今回も武器を持たない民間の警備員という特殊な世界が描かれるようです。仕事人としての描写はもちろん、シングルファーザーとして、多感な中学生の息子と2人暮らししている父親の描写にも注目したいですね」(西森さん)

 ただしこちらも不安要素が見え隠れする。

「最終回の視聴率が25%超の『ドクターX』と同じ枠で、その勢いを引き継ぐとはいえ、裏番組は、今年3月での番組終了を発表した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)です。すでに長年、確執が囁かれたダウンタウンとの“夢の共演”などが報じられて、大きな注目を集めているだけに、お笑い好きの視聴者がそちらに流れるケースも考えられます」(テレビ朝日関係者)

※女性セブン2018年1月18・25日号

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