ライフ

「キツツキ男」に「つば男」 タクシーで豹変した男たち

現役港区女子が不思議なハイスペ男たちの生態を斬る

 恋愛市場、婚活市場の中で精力的に活動する「港区女子」と呼ばれる女性たちが話題になっている。会社経営者、有名人、業界人のほか、外資系金融勤務などのハイスペックな男性をつかまえるべく夜な夜なキラキラした飲み会を開く女性たちだ。総じて容姿レベルは高く、モデルやタレント活動もしている女性が多い。今回、現役の「港区女子」で、「月間100人」の合コン経験を通じて多くの男性を見てきたコラムニストの吉川リサコ氏が、そこで出会った不思議な男たちの生態を綴った。

 * * *
 ハイスペック男性と一緒に飲むときには、帰りが何時でも、電車がある時間でも、「タクシー代」を渡されることが多いもの。でも、中にはいる。コスパよくベッドに誘導したいのか、タクシー代を渡さずに「方向が同じだから一緒に乗っていこう」という男性。そういうのに限って、タクシーに乗った瞬間「ここは密室!」とばかりに豹変するケースが多い。

 ちょっと前に飲んだ男性は「同じ方向だね、一緒に帰ろう」と半ば強引に同じタクシーに乗ってきた。そして、運転手さんに行き先を2か所伝えた瞬間だった。

 隣に座った外資系金融の長身、阿部寛似の男性は、突然私の顔に覆いかぶさり、まるでキツツキのように私の頬から口にかけてキス攻撃をしてきた。

 それはそれはすごい連打で、途中から舌をだして、トントントントントントン……「なに!」「やめてください!」と言うと、「好き!」と目の前のキツツキは言った。

関連キーワード

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン
オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
川崎、阿部、浅井、小林
〈トリプルボギー不倫騒動〉渦中のプロ2人が“復活劇”も最終日にあわやのニアミス
NEWSポストセブン
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン
24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン