ライフ

「キツツキ男」に「つば男」 タクシーで豹変した男たち

現役港区女子が不思議なハイスペ男たちの生態を斬る

 恋愛市場、婚活市場の中で精力的に活動する「港区女子」と呼ばれる女性たちが話題になっている。会社経営者、有名人、業界人のほか、外資系金融勤務などのハイスペックな男性をつかまえるべく夜な夜なキラキラした飲み会を開く女性たちだ。総じて容姿レベルは高く、モデルやタレント活動もしている女性が多い。今回、現役の「港区女子」で、「月間100人」の合コン経験を通じて多くの男性を見てきたコラムニストの吉川リサコ氏が、そこで出会った不思議な男たちの生態を綴った。

 * * *
 ハイスペック男性と一緒に飲むときには、帰りが何時でも、電車がある時間でも、「タクシー代」を渡されることが多いもの。でも、中にはいる。コスパよくベッドに誘導したいのか、タクシー代を渡さずに「方向が同じだから一緒に乗っていこう」という男性。そういうのに限って、タクシーに乗った瞬間「ここは密室!」とばかりに豹変するケースが多い。

 ちょっと前に飲んだ男性は「同じ方向だね、一緒に帰ろう」と半ば強引に同じタクシーに乗ってきた。そして、運転手さんに行き先を2か所伝えた瞬間だった。

 隣に座った外資系金融の長身、阿部寛似の男性は、突然私の顔に覆いかぶさり、まるでキツツキのように私の頬から口にかけてキス攻撃をしてきた。

 それはそれはすごい連打で、途中から舌をだして、トントントントントントン……「なに!」「やめてください!」と言うと、「好き!」と目の前のキツツキは言った。

関連キーワード

関連記事

トピックス

鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン